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2022.08.27

選手情報

ナダル、ジョコビッチのUSオープン欠場に「世界最高の選手が出場できないのは残念なこと」と言及

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Photo by Getty Images

ナダル、ジョコビッチ欠場に「悲しいニュース」

現地8月26日、グランドスラム通算22度の優勝を誇る世界ランク3位のラファエル・ナダル(スペイン)が、USオープン開幕前の記者会見に出席。新型コロナウイルスのワクチン未接種のため欠場となったノバク・ジョコビッチ(セルビア/同6位)について、「世界最高の選手が出場できないのは残念なこと」だと語った。

【動画】ナダルの2010年USオープン初優勝時やスーパーショット集

大会前にニュースとなったのが、ナダルのグランドスラム優勝回数を追いかけるジョコビッチの欠場。アメリカとカナダは、ワクチン未接種の外国人に対し入国制限をかけており、ジョコビッチも例外ではない。

これについてナダルは、「ルールが変わらなければプレーしないことは何ヵ月も前からわかっていたこと」としたうえで、「個人的な見解だけど、とても悲しいニュースだ。世界最高の選手が、怪我やさまざまな理由で大会に出場できないのはいつだって残念なこと。グランドスラムのドローに史上最高の選手の一人がいないことは、常に大きな損失ではないだろうか。ファンにとっても、大会にとってもタフなこと。選手にとってもだ。なぜなら我々は可能な限り最高のフィールドを望んでいるからだ」とコメント。大会を楽しみにしているすべての人にとって残念な出来事だとした。

しかし、その一方で「何度も言うが、スポーツはどの選手よりも大きい存在だ。僕もキャリアにおいて怪我のために多くの大会を逃してきた。昨年も2年前もここにいなかった。大会は続くし、テニスの世界は続いていく。たとえ誰にとってもいいニュースではないにしても、世界は続いていくし、僕やノバク、ロジャー(・フェデラー)の後もテニスは動き続いていくんだ」とも語った。

今大会、第2シードに入ったナダルは、ダニール・メドベデフ(同1位)を下し、大会4度目の優勝を果たした2019年以来3年ぶりの出場。2020年の全仏や今年の全豪、全仏を制し、グランドスラムタイトルは男子では歴代最多となる22度に記録を伸ばし、今大会での記録更新を狙う。

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