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2022.09.09

選手情報

シナー、死闘の末の痛い敗戦もアルカラスにエール「残りの大会も頑張って」[USオープン]

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シナー、「この敗戦は長く引きずる」と語るも勝者アルカラスにエール

現地9月7日に行われたUSオープン男子シングルス準々決勝、大会史上2番目の長さとなる5時間15分の死闘の末に敗れたヤニック・シナー(イタリア/世界ランク13位)は、対戦相手のカルロス・アルカラス(スペイン/同4位)へ「残りの大会も頑張って」とエールを送った。

【動画】頭上を抜かれたシナーが振り向きざまのスーパーショット! &マッチハイライト

7日に行われたアルカラスとの準々決勝は、両者グランドスラムで初めてのベスト4の座を懸けた一戦。試合開始から最後まで激しいストローク戦、そして相手の意表を突くドロップショットなど互いに一歩も引かずに戦い抜いた試合は、6-3、6(7)-7、6(0)-7、7-5、6-3でアルカラスに軍配が上がった。

7日22時35分にスタートした試合が終わったのは、日付が変わった8日深夜2時50分。大会史上最も遅い終了時刻となり、5時間15分は大会史上2番目の試合時間だった。

今季、全豪オープンとウィンブルドンでベスト8入りしているシナーにとって、ベスト4の壁が再び立ちはだかった。悔しい敗戦に違いないが、自身のSNSを更新し「昨夜はすべてを出し切ったつもりだったが、そうならなかった。あの雰囲気は、一生忘れられない特別なものだったよ。この試合は痛いけど、仕事に戻って次だ。カルロス・アルカラス、おめでとう! 素晴らしい戦いだった! 残りの大会も頑張って」と綴り、コートを共にした若きライバルへエールを送った。

試合後の会見では、「タフな敗戦はこれまでにいくつかあったけど、これはトップだね。残りの大会でも、この敗戦は長く引きずると思う」とキャリアを通じて最も辛い敗戦だったと語っていたシナー。

今大会は、この試合までにフルセットマッチが2試合と苦戦が続いており、「ベストなテニスができなかった」と満足のいかないプレーが続いていたという。それがアルカラスとの試合では、フィジカルやメンタルの部分で質の高いプレーを披露。「彼(アルカラス)がレベルを上げるくれるような選手だったから、僕もレベルを上げることができたんだ」とポジティブな面があったと明かしている。

今回の敗戦を糧に、さらなる飛躍を遂げて再びコートで素晴らしいプレーを見せてくれることを期待したい。


■USオープン2022
・大会日程/2022年8月29日(月)〜9月11日(日)
・開催地/USTAビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニス・センター(時差13時間)
・賞金総額/6,010万ドル(81億7,390万円)
・男女シングルス優勝賞金/260万ドル(3億5,360万円)
・サーフェス/ハードコート(レイコールド)
・使用球/[男子]ウイルソン「USオープン・エキストラ・デューティ」、[女子]ウイルソン「USオープン・レギュラー・デューティ」

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma

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