close

2022.09.15

選手情報

イタリアが初戦でクロアチアを3勝0敗で下し好スタート。2年10ヵ月ぶりの代表戦で勝利したベレッティーニ「信じられないような雰囲気だった」[デビスカップ]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

シナーやベレッティーニなどベストメンバーで臨むイタリアが初戦快勝

現地9月14日、男子国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten ファイナルズ」グループステージ(9月13日~18日)が行われ、イタリア・ボローニャで開催されているグループAでは、ホスト国のイタリアがクロアチアを3勝0敗で下し、初戦を白星でスタートさせた。

【動画】ベレッティーニ&ムゼッティが披露した片手バックハンドのパッシングショット!

1976年以来、2度目のデビスカップタイトル獲得を狙うイタリアは、USオープンで8強入りしているヤニック・シナー(同11位)とマッテオ・ベレッティーニ(同15位)を軸に、ロレンツォ・ムゼッティ(同30位)やファビオ・フォニーニ(ダブルス同28位)、シモーネ・ボレッリ(ダブルス同23位)とベストメンバーを揃えた。

初戦の相手は、昨年のファイナルズ決勝トーナメント準々決勝で敗れているクロアチア。この日の試合では、1番手のシナーを温存し、ベレッティーニとムゼッティをシングルスに起用した。

第1試合でムゼッティがボルナ・ゴジョ(同164位)を6-4、6-2で下すと、第2試合では約2年10ヵ月ぶりの代表戦となったベレッティーニがUSオープン前哨戦のATPマスターズ1000シンシナティ大会で見事な復活劇を演じたボルナ・チョリッチ(同26位)を6(4)-7、6-2、6-1で退け、チームの勝利を決める。

最後のダブルスでもボレッリ/フォニーニが、東京五輪金メダルペアのニコラ・メクティッチ(ダブルス同10位)/マテ・パビッチ(ダブルス同9位)を3-6、7-5、7-6(3)で下し、3連勝を飾ってグループステージで幸先の良いスタートを切った。

試合後、勝利を決めたベレッティーニは、昨年のデビスカップファイナルズに出場できず悔やんでいたと述べ、「信じられないような雰囲気だったね。応援の力を感じたよ。今年はローマにも行けなかったから、イタリアのファンに会えなかったのが残念だった。勝利をもたらすことができて本当にうれしい」とファンの期待に応えられたと喜びを表現した。

この後、イタリアは現地16日にアルゼンチンと、18日にスウェーデンと対戦する。

全16ヵ国が4つに分かれて行うグループステージは、イタリア・ボローニャ、スペイン・バレンシア、ドイツ・ハンブルク、イギリス・グラスゴーの各都市で開催。各グループの上位2ヵ国が、11月22日~27日にかけてスペイン・マラガで開催される決勝トーナメントに進むことができる。

【グループAの順位】
1位:イタリア(1勝0敗/マッチ勝敗数:3勝0敗)
2位:スウェーデン(1勝0敗/マッチ勝敗数:2勝1敗)
3位:アルゼンチン(0勝1敗/マッチ勝敗数:1勝2敗)
4位:クロアチア(0勝1敗/マッチ勝敗数:0勝3敗)

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録