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2022.09.22

選手情報

錦織圭、「残念な気持ち」と股関節の怪我の回復が遅れて楽天ジャパンオープンを欠場。東京五輪金メダリストの世界5位ズベレフも

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錦織圭、怪我の回復遅れ楽天ジャパンオープン欠場

10月3日に開幕する「楽天ジャパンオープン」(東京・有明/ATP500)は、9月22日に出場予定だった錦織圭(ユニクロ/世界ランク746位)と東京五輪金メダリストのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/同5位)の欠場を発表。錦織は「残念な気持ち」とコメントした。

【動画】錦織圭「自分のテニスを披露できず、少し残念な気持ち」と大会公式SNSでコメント

同大会、過去10度の出場で2度の優勝を果たしている錦織は、昨年10月のATPマスターズ1000インディアンウェルズ大会を最後にツアーから離脱すると、今年1月に股関節の手術を受け、復帰に向けてトレーニングを開始。

7月の大会からエントリーをしていたが出場は叶わず、3年ぶりに有観客で行われる今大会での復帰も回復が遅れているため欠場することとなった。

大会の公式SNSで錦織の動画が投稿され、「楽天オープンにはぎりぎり間に合わず、その後、アメリカで(ツアー下部の)チャレンジャー(大会)でスタートすることになりました。皆さんに、また自分のテニスを披露できず、少し残念な気持ちではありますけど、また来年、楽天オープンには強くなって戻ってきたいと思います。また応援よろしくお願いします」とコメントした。

これにより、ワイルドカード(主催者推薦)は綿貫陽介(フリー/同222位)に与えられることとなった。

また、昨年の東京五輪で金メダルを獲得したズベレフも足首の靭帯断裂から復帰を目指していたが、練習中に骨浮腫が発生。「歩くことができなくなってしまった。数日で治るものではなく、数週間、数ヵ月かかるものだと思う」として国別対抗戦「デビスカップ」の出場を断念。今大会も欠場することとなった。

「残念ながら、今年は東京に戻ることができなくなってしまいました。東京は、昨年の夏、オリンピックチャンピオンになった私にとって思い出深い場所です。日本のファンの皆さんの前でプレーするために、また戻ってこられることを願っています!」とコメントしている。

1972年の第1回大会から50年を迎える今年の大会は、過去2年、新型コロナウイルスの影響で中止となっていたため、2019年以来3年ぶりの開催となる。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma