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2022.10.02

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西岡良仁、4年ぶり2度目のツアー優勝! 世界24位シャポバロフを下す[韓国オープン]

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西岡良仁、シャポバロフを下しツアー2勝目

10月2日、「ユージン韓国オープン」(韓国・ソウル/ATP250)シングルス決勝が行われ、西岡良仁(ミキハウス/世界ランク56位)は、第4シードのデニス・シャポバロフ(カナダ/同24位)と対戦。西岡が6-4、7-6(5)で下し、4年ぶり2度目のツアー優勝を果たした。

【動画】西岡良仁、4年ぶり2度目のツアー優勝!&マッチハイライト

今大会、西岡は初戦で第5シードのダニエル・エバンズ(イギリス/同25位)を6-2、7-6(3)で下すと、2回戦ではダニエル太郎(エイブル/同92位)に6-2、6-4で勝利。準々決勝では、世界ランク2位のキャスパー・ルード(ノルウェー)からキャリア最大の勝利を挙げ、準決勝でもアレクサンダー・コバチェビッチ(アメリカ/同222位)を6-3、4-6、6-3で下して、今季2度目のツアー決勝進出を果たした。

決勝の相手は、同じ左利きで豪快な強打が持ち味のシャポバロフ。対戦は1度あり、西岡がツアー初優勝を果たした2018年ATP250深セン大会2回戦で7-6(5)、3-6、7-5で勝利している。

試合は、第1セットから激しいラリー戦となる。シャポバロフが強烈なストロークで攻撃的なテニスを展開すれば、西岡も高い弾道やフラット系のショットを織り交ぜて、リズムを掴ませない。

第4ゲームでは3本のブレークポイントをものにできなかった西岡だが、第7ゲームでは0-40のピンチをしのいでサービスキープ。拮抗したままセット終盤にもつれると、第10ゲームでシャポバロフにミスが続いて、ブレークに成功し第1セットを6-4で取りきった。

続く第2セットも一進一退の攻防が続き、互いにチャンスを握って1度ずつブレーク。試合はタイブレークに突入する。1-1で華麗なパッシングショットを放ってミニブレークに成功した西岡は、シャポバロフの攻撃に追いつかれたものの、5-4で再びミニブレーク。4年ぶり2度目のツアー優勝を果たした。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma