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2022.10.04

選手情報

19歳望月慎太郎、初のトップ50と対戦もチャンス握れず初戦敗退「シンプルに力不足」[楽天ジャパンオープン]

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望月慎太郎、初戦敗退も「大きな差は感じていない」

10月3日、「楽天ジャパンオープン」(東京・有明/ATP500)シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場の望月慎太郎(IMG Academy/世界ランク401位)は、ブランドン・ナカシマ(アメリカ/同47位)に3-6、2-6のストレートで敗れ、ツアー初白星とはならなかった。

【動画】望月慎太郎、「シンプルに力不足」と初戦敗退 マッチハイライト

先週行われたATP250ソウル大会に続いて、今季3度目のツアー本戦出場となった19歳の望月。初戦の相手は、先々週のATP250サンディエゴ大会でツアー初優勝を果たしたばかりのナカシマとなった。

第1セット序盤、望月は積極的にコースを変えて、ナカシマを揺さぶり着実にポイントを獲得。互いにサービスキープを続ける。しかし、第8ゲームでショットの精度が落ちてミスが増えた望月は、15-30でサーブ&ボレーに出るも足元へのボールでミスをさせられると、続くポイントも落としてナカシマにブレークされ、3-6でセットを落とす。

続く第2セットも早々にサービスゲームを破られた望月は、その後もブレークポイントを握ることができず、第7ゲームも落として2-6とストレートで敗れた。

試合後、望月は自分のプレー自体は悪くなかったとし、「相手はトップ50の選手で、シンプルに自分の力不足。まだ強くなっていきたいという気持ちになった試合だったし、ポジティブなことが多い試合だった」とコメント。

自身にとってツアーで対戦する中で最も高いランキングの選手との対戦だったが、「自分でポイントを取りにいけるシーンや粘ってポイントを取れるシーンはあったので、大きな差は感じていない。自分でもっと考えてやっていければ、必ずいつかチャンスはあると信じている」と、この先の戦いに向けて目を向けた。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma