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2022.10.05

選手情報

世界No.1アルカラスも言っている!? 「バモス」以外にも知っておきたい、テニスで使われるスペイン語8選

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知っておいて損はない!
「バモス」以外でよく使われるスペイン語を紹介

プロの試合を観戦していると、英語で「Let’s go! (レッツゴー/行くぞ!)」や「Come on! (カモン/よし!)」といった言葉をよく耳にする。同じような意味のスペイン語で「Vamos (バモス)」はよく知られているが、他にもテニスの試合や練習の中では非常によく使われる言葉がある。今回は、史上最年少19歳で世界No.1になったカルロス・アルカラス(スペイン)らも使っているであろう、テニスの試合や練習中によく使われるスペイン語を紹介する。ちなみに、スペイン語はカタカナ読みでも十分通じ、「V」の発音も「B」と同じとなる。

【動画】ナダルのスペイン語での記者会見(2019年全豪オープン)をチェック!

(1)「Vamos (バモス)」と同じように使われる「Venga (ベンガ)」
「Vamos」と同じかそれ以上によく耳にするのが、「Venga (ベンガ)」という言葉。英語でいうところの「Come on」や「Let’s go」と同じタイミングで使われる。選手だけでなく、試合を応援している人たちもよく口にする言葉だ。

(2)「フォアハンド」は「Derecha (デレーチャ)」
フォアハンドは、スペイン語で「Derecha (デレーチャ)」。練習中に必ず出てくる言葉だ。知らないとドリルの際に混乱してしまう頻出単語だ。

(3)「バックハンド」は「Revés (レべス)」
英語の「Reverse (逆)」に当たるスペイン語が、「Revés (レべス)」。フォアハンド同様に、テニスプレーヤーなら知っておきたいスペイン語の一つだ。

(4)「ポジティブ」は「Positivo (ポジティーボ)」
試合中や練習中に選手が落ち込んでいると、コーチがよく言うのが「Positivo (ポジティーボ)」という言葉。ダブルスの試合で、スペイン語を話すパートナーがミスをした際なども使えそうだ。

(5)「低い姿勢で」は「Agachado (アガチャード)」
フットワークに定評のあるスペインのテニス。低い姿勢でボールを受ける練習も数多く行う。ドリルやマッチプレーの中で「姿勢を低くしろ」という意味で、「Agachado (アガチャード)」という声かけがよく行われている。

(6)「OK」や「分かった」は「Vale (バレ)」
日常の会話の中でも非常によく耳にする「Vale (バレ)」という言葉。「分かった」という意味で使われる。逆に、「分かった?」と相手に聞く場合は語尾を少し上げて発音する。

(7)「もう一度」は「Otra vez (オートラ べス)」
テニスの練習は繰り返しが大切だ。選手がショットをミスした際などに、コーチが「もう一度!」と言う場合は「Otra vez (オートラ べス)」となる。

(8)「ワォ!」と驚きを表すのは「Hostia (オスティーア)」
素晴らしいショットを目にした際などに使えるのが、「Hostia (オスティーア)」という言葉。でもこれは、スラングで悪い意味にも使えるということを覚えておこう。お土産やプレゼントをもらった時に使うと、驚きの気持ちを表すことができる。

スペイン勢が強い現在のテニス界
アルカラス、そしてラファエル・ナダルと現在世界ランク1、2位を占めているのがスペイン人。さらに、3位のキャスパー・ルード(ノルウェー)はスペインにあるラファ・ナダル・アカデミーでトレーニングを積んできた。英語との共通点も見られるスペイン語だが、スペイン国内において少し都心を離れれば英語をまったく話さない人も多い。テニスで頻出のスペイン語は覚えておいて損はないだろう。

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写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma