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2022.10.07

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ティアフォー、世界33位に完勝で準決勝進出。今季4度目の4強入り[楽天ジャパンオープン]

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ティアフォー、準決勝で世界120位クォンと対戦

10月7日、「楽天ジャパンオープン」(東京・有明/ATP500)シングルス準々決勝が行われ、第4シードのフランシス・ティアフォー(アメリカ/世界ランク19位)は、ミオミール・ケツマノビッチ(セルビア/同33位)を6-0、6-4で下し、今季4度目の4強入りを果たした。

【動画】ティアフォー、スピード&正確なショットで観客沸かせる

今大会、初戦で内山靖崇(積水化学工業/同314位)に6-3、6-4と快勝したティアフォーは、2回戦でもベルナベ・ザパタ・ミラレス(スペイン/同80位)を相手に6-1、7-6(7)とセットを落とすことなく勝利。USオープンベスト4に入った好調ぶりをこの日も見せた。

第1セット、ティアフォーはケツマノビッチの厳しいショットも壁のように返球。ラリーの速い段階から正確なストロークで主導権を握ると、あっという間に6ゲームを連取し、6-0でセットを奪う。

続く第2セットでも第1ゲームで5度目のブレークチャンスを生かしてリードしたティアフォー。一方、第3ゲームでようやくサービスキープしたケツマノビッチは、チャンジオーバーの際に腰を治療し調子が上げることができない。

第6ゲームでは追いつかれるピンチを迎えたが、この日のティアフォーは安定感のあるサービスゲームを披露。ファーストサーブできっちり先手を奪って攻め抜き、ケツマノビッチの勢いをストップ。順調にサービスゲームをキープし、最後はセンターへのエースを決めて、ブレークされることなく快勝で今季4度目のベスト4入りを果たした。

大会3度目の出場で初の4強入りを果たしたティアフォー。アメリカ人選手として、2004年大会のテイラー・デント以来となる決勝進出に向け、準決勝ではクォン・スンウー(韓国/同120位)と対戦する。

クォンは、準々決勝でペドロ・マルチネス(スペイン/同68位)を6-3、6-0で下している。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma