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2022.10.12

選手情報

マレー、地元スペインのダビドビッチ・フォキナを下し2回戦進出「難しい第1セットだった」[ヒホン・オープン]

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マレー、世界31位ダビドビッチ・フォキナにストレート勝利

現地10月11日、「ヒホン・オープン」(スペイン・ヒホン/ATP250)シングルス1回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場のアンディ・マレー(イギリス/世界ランク48位)が、第6シードのアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(スペイン/同31位)を7-5、6-2で下して、2回戦進出を果たした。

【動画】元世界No.1のマレー、世界31位ダビドビッチ・フォキナを下し2回戦へ マッチハイライト

9月23日から25日にイギリス・ロンドンで開催された「レーバーカップ」以来、約2週間ぶりの実戦となったマレー。

この日の試合では、開始早々にダビドビッチ・フォキナにブレークを許すと、その後もリズムに乗ることができず度々ピンチを迎えてしまう。しかし、2-4でのブレークポイントをしのいだ直後の第8ゲームでロングラリーをものにしてブレークバックすると、セット終盤の第12ゲームで2度目のブレークに成功。

7-5で第1セットを取りきると、完全に息を吹き返して第2セットは、ダビドビッチ・フォキナのサービスゲームを3度ブレーク。ストレートで2回戦進出を果たした。

「第1セットで彼は僕よりいいプレーをしていた。3-4でブレークできて、その後は少しずついいプレーができるようになった。彼はイライラしていたと思うし、第2セットは少しプレーのレベルは落ちたんだ。第1セットの終盤は重要だった。彼はいいプレーをしていたし、難しい第1セットだったね」と、試合後のオンコートインタビューで振り返ったマレー。

今年は、コンスタントに試合に出続けて3月にはツアー通算700勝も達成。600勝を達成した2016年から5年半かかったが、今年で35歳を迎えてなおテニスへの情熱は尽きない。

「若い選手は上がってきているし、みんなどんどん強くボールを打ってくる。時々ついていくのが大変だけど、それも楽しんでいるよ」と述べ、47度目のタイトル獲得への意欲を見せた。

2回戦では、ペドロ・カチン(アルゼンチン/同61位)と予選勝者のアレクセイ・ヴァトゥーチン(同279位)の勝者と対戦する。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma