西岡良仁、今季3度目のツアー4強入りなるか
「ヨーロピアン・オープン」(ベルギー・アントワープ/ATP250)は、現地21日の試合予定を発表。第8シードの西岡良仁(ミキハウス/世界ランク39位)とセバスチャン・コルダ(アメリカ/同36位)の準々決勝は、センターコート第1試合(日本時間19時半開始)に組まれた。
【画像】「良い勝ち方だった!」と2回戦突破を喜んだ西岡良仁のSNSをチェック
今大会、1回戦で昨年の全仏オープンジュニアチャンピオンで予選勝者のルカ・バン・アッシュ(フランス/同241位)を2時間49分の激闘の末に5-7、6-2、7-6(1)の逆転で下した西岡は、2回戦でジャウメ・ムナール(スペイン/同55位)を6-1、7-6(3)と快勝。今季4度目のツアー8強入りを果たした。
準々決勝の相手は、今季安定した戦いを見せ、前週のATP250ヒホン大会でも決勝に進んでいるコルダ。1回戦でマルコス・ギロン(アメリカ/同60位)をフルセットで下すと、2回戦では第4シードのカレン・カチャノフ(同18位)を7-5、7-6(9)と接戦の末に勝利をものにしている。
対戦成績では、西岡の0勝1敗。唯一の対戦である昨年5月のATP250パルマ大会では、「ボールを強打できる能力が高い。一発の怖さがある」と警戒しており、準々決勝で3-6、3-6とストレートで敗れた。2度目の対戦で、西岡は雪辱を果たすことができるだろうか。
西岡は、8月の「シティ・オープン」(アメリカ・ワシントンDC)で準優勝に終わったものの、約2年半ぶりのツアー決勝に進むとともに、キャリア初となるATP500での決勝に進出。調子を上げると、9月の「ユージン韓国オープン」(韓国・ソウル/ATP250)で当時世界ランク2位のキャスパー・ルード(ノルウェー)やデニス・シャポバロフ(カナダ/同20位)を下し、4年ぶりのツアータイトルを獲得し、日本人男子では錦織圭(ユニクロ)以来、2人目となるツアー複数回優勝を成し遂げた。
今週更新されたランキングでは39位となり、グランドスラムでのシード権獲得も視野に入る。ライブランキングでは37位となっており、コルダに勝利すれば36位とまた一歩シード権獲得が近づく。レギュラーシーズン残り3大会でどこまでポイントを上積みできるだろうか。
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