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2022.10.26

選手情報

添田豪、最後の全日本テニス選手権で初戦突破「決勝戦のつもりで戦っていたので勝ててうれしい」[大会4日目男子試合結果&大会5日目試合予定]

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添田豪、伊藤竜馬らベテラン勢が3回戦へ

10月25日、「大正製薬 リポビタン全日本テニス選手権97th」(東京・有明)の大会4日目が行われ、男子ではシングルス2回戦の8試合とダブルス1回戦1試合が行われた。

【画像】「全日本テニス選手権」男子シングルス・ダブルス組み合わせ

今大会を最後に現役引退し、来年からデビスカップ代表監督を務める38歳の添田豪(GODAI)が、7年ぶりとなる全日本テニス選手権に第2シードとして出場。昨年のインカレ室内王者である田口涼太郎(近畿大学)を6-3、5-7、6-4で退け、ベスト16入りを果たした。

「決勝戦のつもりで戦っていたので勝ててうれしい」と語った添田。試合前は「引退を決めたとはいえ、僕は第2シードで臨むし早いラウンドで負けちゃいけない」と緊張して「なんでこの大会を選んだのかなって後悔した」と言う。それでも、「楽天オープンの方が気持ちは楽に引退できただろうなと思うけれど、今後そういうプレッシャーも味わえない」と最後まで勝利を追求した中での現役最後というのに価値があるとした。

また、この日は共にツアーやデビスカップで戦ってきた伊藤竜馬(橋本総業HD)も3回戦進出を果たし、「競争相手として、仲間としてずっとやってきた。ドローを見た中で共感する選手というのは、なかなかいなかったですけど(伊藤)竜馬が出てくれた。順当にいけばベスト8で当たるので対戦したい」と語った。

3回戦で添田は、原﨑朝陽(ノア・テニスアカデミー神戸垂水)と対戦。26日のコロシアム第3試合に組まれている。

<10月25日の男子シングルス2回戦・ダブルス1回戦試合結果>
【シングルス2回戦】
○伊藤竜馬(橋本総業HD)[12] 6-4 2-6 7-6(5) ●山尾玲貴(九州電力)[WC]

○添田豪(GODAI)[2] 6-3 5-7 6-4 ●田口涼太郎(近畿大学)

○羽澤慎治(JCRファーマ)[11] 6-1 3-6 6-3 ●白藤成(慶應義塾大学)[WC]

○田沼諒太(橋本総業HD)[6] 4-6 6-3 6-3 ●磯村志(やすいそ庭球部)

○原﨑朝陽(ノア・テニスアカデミー神戸垂水)[WC] 1-6 7-6(9) 6-3 ●川橋勇太(マイシン)[13]

○川上倫平(橋本総業HD)[7] 4-6 7-6(4) 6-2 ●菊池玄吾(エキスパートパワーシズオカ)

○関口周一(Team REC)[4] 6-4 7-6(4) ●田島尚輝(やまやコミュニケーションズ)[Q]

○仁木拓人(三菱電機) 6-3 6-4 ●住澤大輔(フリー)[16]

【ダブルス1回戦】
○原﨑朝陽(ノア・テニスアカデミー神戸垂水)/森田皐介(柳川高等学校)[WC] 3-6 6-3 [10-5] ●今村昌倫(JCRファーマ)/田島尚輝(やまやコミュニケーションズ)[3]

<10月26日の男子シングルス3回戦・ダブルス準々決勝試合予定>
【コロシアム】
第1試合(10時開始):仁木拓人(三菱電機) vs. 関口周一(Team REC)[4]

第3試合:原﨑朝陽(ノア・テニスアカデミー神戸垂水)[WC] vs. 添田豪(GODAI)[2]

第5試合:上杉海斗(江崎グリコ)/松井俊英(ASIA PARTNERSHIP FUND)[1] vs. 河野甲斐(近畿大学)/田口涼太郎(近畿大学)

【インドア5】
第2試合(第1試合10時開始):山﨑純平(日清紡HD)[9] vs. 片山翔(伊予銀行)[8]

第3試合(13時以降開始):白石光(早稲田大学)[10] vs. 望月勇希(エキスパートパワーシズオカ)[5]

【インドア6】
第1試合(10時開始):藤原智也(慶應義塾大学)[Q] vs. 市川泰誠(ノア・インドアステージ)

第3試合(13時以降開始):川上倫平(橋本総業HD)[7] vs. 羽澤慎治(JCRファーマ)[11]

【インドア7】
第1試合(10時開始):今井慎太郎(イカイ)[1] vs. 楠原悠介(伊予銀行)

第2試合:田沼諒太(橋本総業HD)[6] vs. 伊藤竜馬(橋本総業HD)[12]

※カッコ内は所属先。Q=予選勝者、WC=主催者推薦

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma