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2022.10.28

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メドベデフ、元世界3位ティエムにブレーク許さずストレート勝利でベスト8[エルステバンク・オープン]

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メドベデフ、激しいラリー戦を制し今季9度目のツアー8強

現地10月27日、「エルステバンク・オープン」(オーストリア・ウィーン/ATP500)シングルス2回戦が行われ、第1シードのダニール・メドベデフ(世界ランク4位)は、元世界ランク3位のドミニク・ティエム(オーストリア/同113位)を6-3、6-3で下し、準々決勝進出を果たした。

【動画】メドベデフ、ティエムとの打ち合いを制してベスト8 マッチハイライト

試合は、ティエムが攻めて、メドベデフが壁のように返球し、カウンターを狙うという形。序盤から激しいラリー戦が続くも、その中で先にリードを奪ったのはメドべデフだった。3-3の第7ゲームでデュースに持ち込むと、ティエムのミスが続いてブレークに成功。第9ゲームも破って6-3でセットを奪う。

第2セットも互いにラブゲームでキープして迎えた第4ゲーム、メドベデフがミスなく鉄壁の守備を見せると、ティエムのフォアハンドが連続でネットに。サービスゲームを破ってリードを奪ったメドベデフが、そのままピンチを迎えることなくストレートで下し、ベスト8入りを果たした。

試合後、メドベデフのコメントがATP公式サイトに掲載。「タフな試合だった。1時間40分もかかっていれば、6-3、6-3で勝ったとしてもタフな試合だということがわかる。どっちに転んでもおかしくなかったよ」とコメント。その中でも、第1セット第7ゲームのリターンゲームでは「それまでは40-0だったからブレークをするには難しかったね。このゲームで彼にプレッシャーをかけることができた。何とかデュースに持ち込むことができて、このゲームを取ったことで試合の勢いがついた」と勝因を語った。

準々決勝でメドベデフは、過去3戦全勝としている第6シードのヤニック・シナー(イタリア/同12位)と対戦する。

一方敗れたティエムは、「彼は戦いづらいプレーをするし、ミスもない。体の大きさの割に動きも良かった。トップレベルの相手にまだブレークポイントが握れていないんんだ。今日は1回だけだった」とメドベデフのプレーを称え、これからの課題を明かした。


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