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2022.12.06

選手情報

19歳の世界1位アルカラス、ナダルやジョコビッチを抑えて賞金ランキングでもトップに! 約14億円と唯一の1000万ドル超

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史上最年少19歳4ヵ月で世界1位に立ったアルカラスが賞金ランクでも1位に

12月5日にATPは獲得賞金ランキングを更新し、19歳のカルロス・アルカラス(スペイン)が1位に。シーズンを通じて、ラファエル・ナダル(スペイン/同2位)やノバク・ジョコビッチ(セルビア/同5位)よりも最も稼いだ選手となり、唯一の1000万ドル超(約13億8000万円)でシーズンを終えた。

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19歳のアルカラスは、2月のATP500リオデジャネイロ大会でツアー2勝目を挙げると、4月にグランドスラムに次ぐグレードのATPマスターズ1000マイアミ大会を制す。さらに、クレーコート・シーズンでは、母国スペインで開催されたATP500バルセロナ大会、ATPマスターズ1000マドリード大会でタイトルを獲得。9月のUSオープンでは、ラファエル・ナダル(スペイン)以来となる10代でのグランドスラム制覇を達成し、ツアー史上最年少19歳4ヵ月で世界ランク1位に立った。

終盤には怪我で欠場したものの、1位を守り切ってシーズンを終了。ナダルやロジャー・フェデラー(スイス)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)、アンディ・マレー(イギリス)らBIG4以外の選手では、2003年のアンディ・ロディック以来の新たな王者が誕生し、141位から32位に上昇した昨シーズンからさらなる飛躍を遂げた。

獲得賞金総額では、大会で獲得した約760万ドル(約10億4000万円)に加え、シーズン終了時にトップ12で受給資格のある選手に配布されるATPボーナスプールを合わせて唯一の1000万ドル超えに。ジョコビッチ、ナダルを抑えて、賞金ランクでも見事1位に輝いた。

<ATP獲得賞金ランキングトップ10>
1位 カルロス・アルカラス:1010万2330ドル(約13億8400万円)
2位 ノバク・ジョコビッチ:993万4582ドル(約13億6100万円)
3位 ラファエル・ナダル:936万8326ドル(約12億8350万円)
4位 キャスパー・ルード:812万6816ドル(約11億1340万円)
5位 ステファノス・チチパス:661万4416ドル(約9億620万円)
6位 フィリックス・オジェ・アリアシム:480万1292ドル(約6億5780万円)
7位 アンドレイ・ルブレフ:466万6954ドル(約6億3940万円)
8位 テイラー・フリッツ:457万481ドル(約6億2620万円)
9位 ダニール・メドベデフ:417万8524ドル(約5億7250万円)
10位 フベルト・フルカチュ:376万4146ドル(約5億1570万円)

※1ドル=137円換算

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