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2023.01.05

選手情報

世界22位キリオス、負傷により2年連続で前哨戦を欠場。ぶっつけ本番で全豪オープン出場へ

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キリオス、負傷により全豪オープン前哨戦を欠場

現地1月4日、世界ランク22位のニック・キリオス(オーストラリア)は、全豪オープン前哨戦となる「アデレード国際2」(オーストラリア・アデレード/ATP250/1月9日~14日)の出場を辞退。昨年に続いて、ぶっつけ本番で全豪オープンに挑むこととなりそうだ。

【動画】2022年シーズンにキリオスが見せたスーパープレー集

キリオスは、今季初戦として12月29日に開幕した男女混合国別対抗戦「ユナイテッド・カップ」に出場を予定していたものの、負傷により欠場を発表。続けて、全豪オープンの前週に行われる「アデレード国際2」も欠場することとなった。

大会ディレクターのアリスター・マクドナルド氏は、「アデレード国際は、ニックにとって重要な前哨戦で、彼がプレーできないことを残念に思っているのはわかっている。全豪オープンに向けて健闘を祈っている」と述べている。

昨季の開幕時も喘息や新型コロナウイルス陽性などで出遅れたキリオスは、前哨戦を戦うことなく1月の全豪オープンを迎えた。シングルスでは、2回戦でダニール・メドベデフ(同7位)にセットカウント1-3で敗れたものの、同胞のタナシ・コキナキス(オーストラリア/同93位)と組んだダブルスでは、25年ぶりに地元勢で優勝。

その後も出場大会数は多くないものの、好調を維持し、ウィンブルドンでグランドスラム初のシングルス決勝に進んでおり、今年の全豪オープンで初のグランドスラム制覇の期待がかかっている。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma