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2023.01.13

スクール

春休みに行ける「短期テニス留学特集」、勉強とテニスの両立もできる3校を紹介

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テニス留学でテニス技術、メンタルもアップ

所属クラブでのレッスンは非常に重要。そのうえで、多くのジュニアが試しているのが短期でのテニス留学だ。テニスの上達を目的とした留学をする際、英語などの勉強も一緒にしたいと考える選手も多いだろう。今回は、テニス留学のエージェントを務めるウィンスポーツ代表・加藤勝仁氏にも聞いた“春休み”に行けるテニスと勉強の両立が可能な留学先の費用や特徴を紹介する。※文中の額は変動する可能性があります。


【動画】「ラファ・ナダルテニスセンター(香港)」のPRビデオをチェック




<短期留学ならではのポイントを紹介>
短期留学ができる外国といっても世界はかなり広い。そこで選ぶうえでのポイントを2つ紹介したい。

[選ぶポイント1]日本からの飛行時間 
春休みは短いので、移動に時間がかからない近場がおすすめだ。中国の香港やオーストラリアであれば時差もほとんどなく、体調管理しやすい。たとえ近くても違った環境でテニスをすることができるし、タイミングが合えば、現地で開催されている大会に出場することも可能だ。

[選ぶポイント2]短期でも充実したプランがあるか?
大手のアカデミーに行く場合は細かなプランを自分でカスタマイズする必要がない。学校やジムが施設内に併設されている場合も多く、移動も最小限で済むので便利だ。特に選手が一人で行く場合は、空港からの送迎があるかどうかも選ぶポイントになる。



幼いうちからテニス留学をする選手(エミリオサンチェス)




■春休みのテニス留学におすすめのアカデミー3校

★クレーでトレーニング!
「ラファ・ナダルテニスセンター(香港)」


日本から約4、5時間で行ける香港に、「ラファ・ナダルテニスセンター(香港ゴルフ&テニスアカデミー内)」がある。大手のアカデミーかつ日本からも近いということで、春休には持ってこいの行き先だと言えるだろう。エージェントを通せば語学留学と併せたプランをカスタマイズすることも可能だ。香港は基本的にどこでも英語が通じるので、英語の勉強にもピッタリ。空港からの送迎もエージェント経由で予約が可能だ。

「ラファ・ナダルテニスセンター」は都心から離れた西貢(サイクン)という香港とは思えぬのんびりした海に近い町に位置する。施設としては屋外のハードコートだけでなく、クレーコートや室内コートも用意されていて、フィットネスジムやレストランが完備されているので利用者にとってはとても便利だ。

「ラファ・ナダルテニスセンター」の特徴はアジア選手の育成に力を入れていること。そのため1年間のスカラーシップ(奨学金)プログラムも存在する。資格を得るためには、セレクションで選ばれることが必要。男女1名ずつのトレーニング費用やスペインのラファ・ナダルテニスセンターのキャンプに参加する費用などすべて奨学金で賄われるというから魅力的である。

また6名の選手に一部奨学金が与えられる。セレクションのカテゴリーは12歳以下、13歳以下、14歳以下。参加資格は特にないが、セレクション自体に入れるかどうかはUTRのレイティングと香港のジュニアランキングを元に決定される。

セレクションに合格し、奨学金を得てアカデミーに所属しているのが、現在13歳のタム・シン・ハン。幼いころから香港において圧倒的な強さを誇るタム・シン・ハンは、スムリクバボウル、エディー・ハー、オレンジボウルといった有名国際大会においても活躍している。

ラファ・ナダルテニスセンターへの留学は、近いながらも世界で戦うアジアのジュニアと共に練習をすることができる素晴らしい経験になるだろう。



スカラシップを受けているタム・シン・ハン選手


これまでコロナ禍の影響で海外からの選手を受け入れてこなかったため、今後の費用については現在調整中とのこと。春休みごろの費用については直接問い合わせてみるのがいいだろう。もちろんエージェントを通せば、費用はかかるが、直接やり取りをしなくても費用やトレーニング内容を交渉してもらうことが可能だ。

◆HKGTAラファ・ナダルテニスセンターの情報 
ウェブサイト
https://www.rafanadalacademy.com/en/news/the-rafa-nadal-tennis-centre-in-hong-kong-opens-its-doors
インスタグラム
https://www.instagram.com/p/CmHCEmFtMO_/?hl=en

 

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