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2023.01.19

選手情報

ダニエル太郎、綿貫陽介はシード勢にストレートで敗れて全豪オープン2回戦敗退

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ダニエル太郎、綿貫陽介はストレートで敗れ3回戦進出ならず

現地1月18日、「全豪オープン」男子シングルス2回戦が行われ、ダニエル太郎(エイブル/世界ランク94位)と綿貫陽介(フリー/同138位)はいずれもストレートで敗れた。

【画像】日本人男子3選手が出場!「全豪オープン」男子シングルス組み合わせ

2年連続で3回戦進出を狙ったダニエルは、第20シードのデニス・シャポバロフ(カナダ/同22位)と対戦。第1セット、互いにサービスキープが続いた第6ゲームで3本のブレークポイントを握ったダニエルだが、これをものにできずシャポバロフにキープされると、第7、第9ゲームとブレークされ、3-6でセットを落とす。

続く第2セットは序盤で2度ずつブレーク。そのままタイブレークに突入し、先にミニブレークしたものの、3-2から5連続ポイントを許して6(3)-7と2セットダウンに。第3セットも3-1から2度ブレークされ、リードを守り切れず5-7とストレートで敗れた。

今大会の前哨戦は、ツアー2大会に出場しいずれも予選敗退と結果を残せていなかったダニエル。「ここに来る前はあまり調子が良くなかったからとてもポジティブな1週間だった」と今大会の結果を前向きに捉え、「フィジカル、戦術、技術など取り組むべき点を見つけられた。これからそれに取り組むことが楽しみ」と次のステージに向けて練習に励みたいとした。

予選3試合を勝ち抜きグランドスラム初の本戦入りを果たした綿貫。1回戦で世界ランク59位のアーサー・リンデルクネシュ(フランス)にブレークポイントを握らせず本戦デビュー戦で白星を挙げるという調子の良さを見せている。

2回戦の相手は、前哨戦の「アデレード国際1」(オーストラリア・アデレード/ATP250)で準優勝している第29シードのセバスチャン・コルダ(アメリカ/同31位)。綿貫は、開始早々にブレークに成功したものの、徐々にコルダのペースに持ち込まれ、2-6で第1セットを落とす。続く第2、第3セットもデュースの競った場面であと1本が遠く、5-7、4-6で落とし、初のグランドスラム本戦は2回戦敗退となった。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma