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2023.04.05

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[奥脇莉音のプロ奮闘記(17)]タフな戦いを制して自力で初めての本戦入り、そして日本で2度目のダブルス準優勝

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熱中症になりながらも本戦初勝利!ダブルスでは2度目の決勝もあと一歩及ばず

こんにちは。奥脇莉音です。
今月のコラムは、3月に開催されたマレーシアの試合結果と東京・日の出からスタートした日本のITFシリーズのお話をしたいと思います。

【写真6点】奥脇莉音プロ @マレーシア・クアラルンプール遠征等の写真をチェック!

まずは、マレーシアの試合結果についてです。一週目のクアラルンプールでは、予選2試合を勝ち、本戦に上がりました。予選の1試合目から3時間20分の試合をし、1時間半後には、2時間の試合に勝利して、自力では初の本戦出場となりました。

最後まで集中して戦えていたと思います。しかし、気温35度以上の中でしたので、終わった後はご飯も全く食べられず、体調も悪くなり、熱中症になってしまいました。翌日が空き日だったので、その日はいつもより短めの練習に。ここでしっかり試合に備えられたことで、本戦1回戦で6-1、6-4と勝ち、WTAポイントを1点獲得できました。

内容的には、6-1のファーストセットはとてもよく、自分の持ち味を発揮できてきたと思います。セカンドセットは、1-4までいってしまったのですが、焦らず試合の中で考えてプレーできていたと思います。

2回戦は、相手選手のサーブをなかなか返すことができず、試行錯誤しながらやりましたが対応できず。自分のサーブゲームもなかなかキープできないまま負けてしまいました。サーブの重要性、また、いつもより落ち着いていた相手選手に比べて自分のミスが目立ってしまいました。一週目は、シングルスとダブルスでベスト16でした。

二週目も予選からのスタートとなり、1回戦が免除。2回戦からで2-6、6-4、[10-0]で勝ち、本戦出場となりました。この試合、セカンドセットは相手がリードしており、先に4ゲームを取られた状態。ですが、焦らずに相手はどうしたら嫌かを考えてプレーできていたので、最後はきちんと勝ち切ることができました。

本戦1回戦は、4-6、6-0、3-0とリードを奪ってから捲られてしまい3-6で敗退しました。「1点が欲しい」「勝たなければ!」など、色々試合以外のことを考えてしまい、試合にフォーカスできていなかったと思います。

トルコ遠征が地震により試合が数週間中止となってしまって、その分この遠征で勝ちたいという思いが強かったのは良かったのですが、もっと頭を冷静に働かせなければと思いました。2週目は、シングルスベスト32、ダブルスベスト4でした。

パートナーに助けられ、準決勝まで進みましたが、準決勝では最後の最後がとれず…。どちらも接戦をものにできなかったのは本当に悔しいです。

そして、帰国し少し練習をしてからついに日本での連戦が始まりました! 「亜細亜大学国際女子オープン」(東京・日の出/W15)では、本戦からの出場となりましたが、1回戦で4-6 4-6と敗戦。

自分のボールが浅くなってしまって、どんどん相手に攻められる形になっていました。なかなか自分の主導権を取れず、悔しい気持ちです…。サーブでのミスも多く、足りないところがわかった試合だったと思います。

ダブルスは、パートナーのお陰で決勝まで行きましたが、決勝ではファイナルセットの末に4-6、7-6(5)、[5-10]で敗れてしまいました…。とっても悔しかったです。ファイナルセットは、本当に自分のミスが多く、立ち直りも遅く、勿体無い試合で準優勝でした。

パートナーのスピーチでは、彼女は私にありがとうと言ってくれ、感謝してくれました。正直、彼女の方が素晴らしい活躍だったのですが、いつも感謝の気持ちを誰に対しても忘れない、パートナーは凄いと思いましたし、私も見習わないといけないなと感じました。

私も感謝の気持ちを忘れず、日本でのシーズンは始まったばかりなので、めげずに頑張ります!応援よろしくお願い致します。

【奥脇莉音のプロ奮闘記】過去のコラムはこちらから

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[Profile]奥脇莉音(おくわき・りのん)
・2004年12月30日生まれ。埼玉県出身。
・秀明英光高等学校所属。株式会社グラムスリー契約。
・5歳のころからテニスを始め、2019年に関東ジュニア16歳以下で優勝。元世界4位・伊達公子さんが中心となって立ち上げた「KIMIKO DATE×YONEX PROJECT」のメンバーとなって力をつけると、2021年4月にプロ転向。どんなにつらい時でも笑顔を忘れずに"攻める""打ち勝つ"テニスで将来グランドスラム優勝を目指している。

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写真=本人提供

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