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2023.10.03

選手情報

[奥脇莉音のプロ奮闘記(23)]一人でのITFツアー転戦はやることが一杯! 韓国遠征での移動や練習、食事について紹介

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今回の遠征でルームシェアをしたロシア選手と食事

1人でする海外遠征ならでは!? 練習相手探しやコート確保、食事は自分で手配


こんにちは。奥脇莉音です。
遠征先によって少し生活は変わってくるのですが、今月のコラムは9月に行った韓国遠征での生活についてお話しします。まずは、海外編です!

【写真4点】奥脇莉音プロ @韓国遠征での様子

韓国では、空港から会場までがとても遠く、会場にたどり着くまでに時間がかかりました。遠いのは事前に知っていたのと、韓国ではバスのチケットが取りづらかったりします。そのため、いつもの海外遠征より早めに韓国に向かいました。

いつもは1人で行くのですが、今回はロシアの友人と一緒に空港で待ち合わせをして行きました。当初はバスで行こうとしていたのですが、複雑かつ到着後の練習ができないと思い、今回はとても遠かったのですが、タクシーを使って移動しました。

韓国のタクシーは安いのと、2人での移動で安心感もあったのでタクシーに。運転手の方もやさしく、途中休みを挟みながら3、4時間かけて行きました。基本的にはオフの日に移動をしてその日は終わりなのですが、今回は着いたその日にも練習。コートの予約は、基本的には会場に行って取る形となっており、可能であればトーナメント・ディレクターに連絡をして取ってもらう形です。

今回は練習コートも多く、空きが多かったのでたくさん練習ができました。コート面数は大会会場によって違うので、大会前日なのに30分しか練習ができないということもあります。練習相手は、インスタグラムで見つけるか、会場で声をかけて探し、試合前は1~3時間程度行います。

試合の日のウォーミングアップは、早めに選手を見つけないと練習ができなくなる可能性もあるので、オーダー・オブ・プレー(試合予定)はできるだけ早く確認し、声をかけるようにしています。

テニスのウォーミングアップは30分がほとんど。なので、試合の1時間前から開始し、それまでに1時間かけてストレッチやウォーミングアップを行います。そして試合へ!

試合後は勝敗関係なく、一緒に練習できる人がいたら行い、できない場合はストレッチなどをして次の日の試合に備えます。早く終わった日はホテルに帰り、シャワーを浴びてのんびりしながらストレッチ。そして、その後は夜ご飯を食べに行きます。

韓国の場合は外食でしたが、試合に負けた日はコンビニで済ませてしまうことも。基本は外出し、韓国料理や日本食レストランに行ったりしますが生ものは避け、体調管理により気をつけています。今回はロシアの友達とルームシェアをしていたので、その選手と毎日食べに行きました。

ですが、1人での遠征はどこにも行かず、コンビニまたは、ウーバーイーツのような宅配アプリを使います。1人でいるのが好きな私は、ホテルで食事を済ませてしまうのが多いですが、たまに海外の友達とご飯行くこともあり、夜ご飯を食べたら、次の日に備えるというようなスケジュールです。海外では、危ないので注意することは多いですが、楽しく過ごせています。

次回のコラムは日本のツアーについてお話しします。これからも頑張りますので、応援よろしくお願い致します。よろしくお願い致します。

【奥脇莉音のプロ奮闘記】過去のコラムはこちらから

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[Profile]奥脇莉音(おくわき・りのん)
・2004年12月30日生まれ。埼玉県出身。
・秀明英光高等学校所属。株式会社グラムスリー契約。
・5歳のころからテニスを始め、2019年に関東ジュニア16歳以下で優勝。元世界4位・伊達公子さんが中心となって立ち上げた「KIMIKO DATE×YONEX PROJECT」のメンバーとなって力をつけると、2021年4月にプロ転向。どんなにつらい時でも笑顔を忘れずに"攻める""打ち勝つ"テニスで将来グランドスラム優勝を目指している。

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写真=本人提供

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