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2024.03.14

選手情報

ルード、モンフィスに逆転勝ちし同大会で初めてのベスト8「タイブレークでも踏ん張れた」[BNPパリバ・オープン]

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Photo by Getty Images

2大会連続で決勝に進んでいるルードが8強


現地3月13日、男子ツアー「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/ATPマスターズ1000)シングルス4回戦が行われ、第9シードのキャスパー・ルード(ノルウェー/世界ランク9位)は、ガエル・モンフィス(フランス/同54位)を3-6、7-6(3)、6-4の逆転で下し、同大会で初めての8強入りを果たした。

【動画】ルード、股抜きショットからのスーパーボレーを披露&マッチハイライト

今季、全豪オープンで3回戦敗退だったルードだが、その後はATP250ロスカボス、ATP500アカプルコと2大会連続で決勝へ。タイトルこそ手にできなかったが、調子を上げてきた。4度目の本戦出場となった今大会でも2回戦で予選勝者のルーカス・クライン(スロバキア/同141位)を6-4、7-6(4)、3回戦でアルトゥール・フィス(フランス/同43位)を6-2、6-4で下して好調を維持している。

この日も2回戦で第8シードのフベルト・フルカチュ(ポーランド/同8位)や3回戦で第28シードのキャメロン・ノリー(イギリス/同28位)といったシード勢を撃破してきたモンフィスと対戦。

第1セットではチャンスなく3-6で落としたものの、第2セット以降はピンチを迎えてもことごとくセーブ。第2セット、互いにサービスキープが続いて突入したタイブレークではスピンの効いたフォアハンドでモンフィスのミスを誘って7-6(3)で奪った。

最終セットも第2ゲームでのピンチをしのぐと、直後の第3ゲームではモンフィスのお株を奪う股抜きショットやハーフボレーでのドロップショットを決めて、先にブレーク。躍動感のあるプレーを最後まで続けて6-4で締めて、同大会で初めてのベスト8入りを決めた。

「タフな第2セットになったけど、幸運なことに思い通りになったよ。ブレークポイントをいくつか守り切ることができたし、タイブレークでも踏ん張ることができた」と試合を振り返ったルード。準々決勝では第17シードのトミー・ポール(アメリカ/同17位)と対戦する。

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