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2024.03.21

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大坂なおみ、世界51位を圧倒し初戦突破「復帰して以来、最高のプレー」[マイアミ・オープン]

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Photo by Getty Images

大坂なおみ「自分がつかんでいきたい感覚に一番近かった」


現在開催中の女子テニス「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/WTA1000)で、大坂なおみ(フリー/世界ランク229位)が快勝で2回戦に進出。「自分がつかんでいきたい感覚に一番近かった」と納得のいくプレーができたとした。

【動画】大坂なおみ、世界51位に完勝し2回戦へ マッチハイライト

26歳の大坂は、2年ぶりのマイアミ・オープン初戦でエリザベッタ・コッチャレット(イタリア/同51位)と対戦。ファーストサーブの確率は40%台と苦しんだものの、ストローク戦では常に主導権を握り、コッチャレットを圧倒した。パワフルなフォアハンドで相手を押し込み、オープンコートを作って精度の高いショットでウィナーを奪う。終始プレーが嚙み合って6-3、6-4と快勝で2回戦進出を果たした。

試合後には、「正直、一番自由にボールを打てたというか、これから自分がつかんでいきたい感覚に一番近かったと思う。ショットメイキングという意味ではベストかもしれない」とコメント。母親や姉が観戦しているからか緊張したと言うが、「復帰して以来、最高のプレー、スイングができた」と満足のいく試合だったと語った。

次戦の相手は、第15シードのエリーナ・スビトリーナ(ウクライナ/同17位)。2022年に妊娠・出産を経験し、2023年4月にツアー復帰し、1年経たずしてトップ20に返り咲いている。

「妊娠中に彼女がウィンブルドンでプレーしているのを見て、私も行きたいと思ったのを覚えているわ。彼女がトップ20に返り咲いたことは驚きではない」と大坂にとってツアーから離れているときの一つのエネルギーになったとした。

大坂は今大会に2年ぶり7度目の出場。2022年大会では、決勝で現女王のイガ・シフィオンテク(ポーランド)と対戦。4-6、0-6で敗れ、惜しくも準優勝となっている。

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