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2020.05.08

選手情報

“GOAT”論争にユーズニーが言及「1人を選ぶのは難しい」

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ロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)の“BIG3”のうち「誰が最も優れた選手なのか」についての話題は、テニス界でよく議論されるところ。

その話題について元世界8位のミハイル・ユーズニーは、「“BIG3”の中から“GOAT”(史上最高の選手)を選ぶことは難しい」とロシアメディアに語った。

ユーズニーは、「フェデラーは3人の中でずば抜けて多才で、なんでもできる。でも、ナダルとジョコビッチは(プレーが)安定していて、心理的にも優れている。誰が素晴らしいかを選ぶなんてとても難しいよ」と、3人の中から1人を選ぶことはできないとした。

しかし、「問題は、グランドスラムで誰が最も多く優勝できるか見極めることだと思う」ともコメント。現在、グランドスラムは、フェデラーが20度、ナダルが19度、ジョコビッチは17度制しており、拮抗した状態となっている。それでも「ジョコビッチは難しいかも。少し遅咲きだったし、今成長している若い世代のことも考えなければならない。デニス・シャポバロフ(カナダ)を指導している僕が言うんだから間違いない(笑)」と、若い選手が“BIG3”を脅かす存在になると語っている。

ちなみに、ユーズニーとBIG3の対戦成績は、フェデラーに0勝17敗、ナダルに4勝13敗、ジョコビッチに3勝7敗。彼にとっての“GOAT”は、言うまでもない。
 
 

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