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2024.06.11

選手情報

大坂なおみ、5年ぶりのグラスコート・シーズン初戦を白星で飾る。世界32位にストレート勝利[リベマ・オープン]

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大坂なおみ、5年ぶりのグラスコート・シーズンで初戦突破


7月1日に開幕するウィンブルドンに向け、グラスコート・シーズンがスタート。その初戦となった「リベマ・オープン」(オランダ・スヘルトーヘンボス/WTA250)のシングルス1回戦に大坂なおみ(フリー/世界ランク125位)は、第4シードのエリーゼ・メルテンス(ベルギー/同32位)を6-2、6-4で下して2回戦進出。5年ぶりのグラスコート・シーズンでいきなり白星を挙げた。

【動画】大坂なおみ、世界32位を下してグラスコートで5年ぶりの白星 勝利の瞬間

26歳の大坂は、今年1月の開幕戦でツアー復帰を果たすと、実戦を重ねるごとにプレーレベルもアップ。トップ20からも勝利を挙げ、クレーコートで行われた今年2つ目のグランドスラム「全仏オープン」(フランス・パリ)を迎えた。

初戦を突破し、同大会で3年ぶりの白星を手にした大坂は、2回戦で同大会3連覇を達成することとなる女王、イガ・シフィオンテク(ポーランド/同1位)と対戦。マッチポイントを握りながらも6-7(1)、6-1、5-7と惜しくも敗れている。

キャリアを通じて12大会の出場にとどまっているグラスコート・シーズンは、2019年シーズン以来5年ぶりである。

その初戦では、世界32位のメルテンスと対戦。過去3勝2敗の相手ではあるものの、今年3月のWTA1000インディアンウェルズでは5-7、4-6のストレートで敗れている。

試合は、第3ゲームではピンチを迎えた大坂だが、強烈なサーブを放ってしのぐ。サービスキープを続け、第6ゲームで確実にリターンを返球し、メルテンスのミスを誘ってラブゲームでブレークに成功。久しぶりの芝の感触を確かめるように慎重なフットワークを見せて、第8ゲームもブレークし、6-2で第1セットを先取した。

続く第2セットでも、サーブや3球目攻撃で盤石のサービスゲームを披露。リターンゲームではなかなかチャンスを握れない時間が続いたが、セット終盤の第10ゲームで訪れたブレークチャンスを生かして6-4。5年ぶりの芝大会で初戦突破を果たした。

2回戦で大坂は、ベルナルダ・ペラ(アメリカ/同106位)とスーザン・ラメンス(オランダ/同140位)の勝者と対戦する。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma

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