close

2025.01.21

選手情報

ズベレフが2年連続の4強!準決勝でアルカラスとジョコビッチのどちらかと対戦[全豪オープン]

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

グランドスラム初制覇を狙うズベレフが2年連続で準決勝進出


現地1月21日、「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン)男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ/世界ランク2位)が第12シードのトミー・ポール(アメリカ/同11位)を7-6(1),7-6(0),2-6,6-1で下し、2年連続で準決勝進出を果たした。

【動画】鳥の羽がコート上に落ちてポイントのやり直しの珍事&マッチハイライト

27歳のズベレフは、昨季はATPマスターズ1000のローマとパリで優勝。グランドスラムでは全仏オープンで2度目の決勝に進んだものの、フルセットの末にカルロス・アルカラス(スペイン/同3位)に敗れた。

10年連続での出場となった全豪オープンは2020年と昨年のベスト4が最高成績。3回戦までセットを失わず勝ち上がると、4回戦では第14シードのウーゴ・アンベール(フランス/同14位)を6-1,2-6,6-3,6-2で下して、ベスト8入りしている。

準々決勝の相手は過去0勝2敗といまだ勝ったことがないポール。試合を重ねるごとに調子を上げているポールは、序盤から高い打点でボールを捉え、ラリーの主導権を握る。苦しい展開のズベレフは第11ゲームでブレークを許してしまった。

だが、サービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームでセットポイントを防ぐと、焦りからかポールのミスが早くなる。ズベレフがブレークバックし、タイブレークも2-1から5連続ポイント。大事な第1セットは、7-6(1)でズベレフが奪った。

第2セットでも先にブレークを許したズベレフ。プレー中の観客の声や鳥の羽がコート上に落ちてポイントのやり直しなど、ズベレフはフラストレーションをためる場面こそあったが、3-5の土壇場でブレークバックすると、タイブレークではポールの動きが硬くなりミスが続いてズベレフが7連続ポイントでセットを奪取する。

第3セットはここぞとばかりにラケットを振り抜くポールに2ブレークされて、セットを失ったものの、第4セットでは5ゲーム連取で一気にリードを広げて6-1。2年連続での4強入りを果たした。

準決勝では第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン/同3位)と第7シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア/同7位)の勝者と対戦する。

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録

写真=田沼武男 Photo by Takeo Tanuma