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2025.03.23

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加治遥がITF大会で2年5か月ぶりの優勝「苦しい場面もあったが優勝できてうれしい」[第23回株塾甲府国際オープンテニス]

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加治遥がITF大会で2年5か月ぶりに優勝


3月23日、ITFの「第23回 株塾 甲府国際オープンテニス」(山梨・山梨学院大学横根テニス場/W50)シングルス決勝が行われ、第5シードの加治遥(島津製作所/世界ランク254位)が、第7シードの坂詰姫野(橋本総業ホールディングス/同270位)を7-6(2),6-3で下し、2年5か月ぶりの優勝を果たした。

【動画】大会公式SNSが優勝の瞬間を公開!加治遥は久しぶりの優勝に両手ガッツポーズ

2023年の全日本選手権優勝者の加治は、1回戦で吉本菜月(筑波大学)、2回戦でヘイリー・ジャバラ(アメリカ/同491位)、準々決勝で倉持美穂(SBCメディカルグループ/同410位)をいずれもストレートで下して4強入り。準決勝では、前週の「第60回島津全日本室内テニス選手権」(京都・島津アリーナ京都/W50)で優勝した第2シードの齋藤咲良(富士薬品/同167位)を5-7,6-2,6-3と、逆転で下して決勝に駒を進めた。

決勝の相手は、2022年の全日本選手権を制している第7シードの坂詰。全日本タイトルを獲得している者同士の試合は、加治が3-5と相手のサービング・フォー・ザ・セットとなった第9ゲームでブレークバックすると、タイブレークでは5連続ポイントで第1セットを奪う。

これで勢いに乗った加治は、第2セット開始から一気に5ゲームを連取。第7ゲームではブレークを許したものの、第9ゲームをラブゲームでキープして6-3と、2022年10月のITF2万5000ドル浜松大会以来、約2年5か月ぶりとなる優勝を果たした。

「苦しい場面もたくさんありましたが、優勝できてとてもうれしいです!」とコメントした加治。今大会の優勝により、世界ランクが220位台に浮上し、2023年全米オープン以来のグランドスラム予選出場も見えてくる。

「ランキングについてはあまり気にせず1試合ずつ頑張ろうと思っていましたが、やはり意識はしていました。この勝利を自信にして、さらに上がっていけるように頑張りたい」と述べた。

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写真=本人提供

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