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2020.07.27

大会情報

全豪オープン主催者が大会計画をすでに決定。観客数の減少は避けらないか

いくつかの選択肢の中から
あるシナリオを採用することにした

7月26日、オーストラリア紙『THE AGE』などは、全豪オープン主催者であるテニスオーストラリアの最高経営責任者、クレイグ・タイリー氏が「2021年大会をどのような形で開催するかはすでに決定している」と語ったと報じている。

7月上旬には、日程や会場は変えず「いくつかのシナリオを検討している」とコメントしていたタイリー氏。今週に入り、「我々はいくつかの選択肢の中から、あるシナリオを採用することにした」と発言。観客数の減少や、選手を新型コロナウイルスから守るためのホテル、検疫問題などすべてを考慮したシナリオにしたという。

タイリー氏は、「今年は81万1000人の入場者を記録したが、来年これを達成することはできないだろう」とコメント。その理由として、「海外から来る15%のファンはここに来られないことになる」と、今年の全豪オープンに訪れた10万人以上の外国人観光客の減少を挙げた。また現在、ロックダウン中のメルボルンに関しても「今日の人々にとっては理想的ではないかもしれないが、将来に向けてポジティブなものであることは間違いない」とコメントしている。

一歩ずつ進んでいるが、いまだ先の見えない状況にタイリー氏は、現在開催予定となっているUSオープンや全仏オープンの運営状況を参考にするとし、「もし状況が改善され、USオープンや全仏オープンがうまくいき、ポジティブな大会が行われるなら、選手たちの自信にもつながり、来年の全豪オープンにも役立つだろう」と今後も対応策を練ることとしている。

写真=石塚康隆 Photos by Yasutaka Ishizuka