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2020.07.30

ギア情報

注目の若手、ベレッティーニも使う シリーズ最高作「HEAD Graphene 360+ Extreme」が ついに発売開始!



フラットを多用する若手が多い中

強烈な“スピン”で勝負を挑むベレッティーニ

ランキング8位、今最も勢いに乗っている若手プレーヤーの1人が、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)である。つなぎができ、柔らかなタッチもある、サーブだってかなり強烈だ。だが、彼の最大の武器はフォアハンドの強打である。日本で言うなら“バコラー”だろうか。スピードもさることながら、強烈な回転数で飛んでいき、ベースライン付近でギュンと落ちる。そのスピン数もあってか、見ていてバウンド時にさらに加速するような打球を打つ。

近年、台頭著しい若手プレーヤーは、フラット系を多く使う傾向にある。しかし、ベレッティーニは逆に、そのスイング速度を生かして鋭いスピンボールを放つ。ツアーの中で、ぜひともチェックしておきたいプレーヤーの1人である。

そのベレッティーニが、再開となるシーズンで右手に握るのはHEADの新モデル「Graphene 360+ Extreme」である。日本では世界最速となる7月22日に発売となった同シリーズ、そのキーワードは「全身スピン!」というもの。単にスピンがかかるモデルではない。それは、HEAD史上最高のスピンモデルと呼ぶべきモデルである。

「GRAPHENE 360+」初搭載のEXTREMEなら
あなたもスピン・マジックを操れる!



まず知っておきたいのは、EXTREMEシリーズ初の「GRAPHENE 360+」搭載モデルであるということ。
ねじりが入った構造のカーボン繊維が大きな変形負担のかかるラケットのショルダーエリア(5時、7時の位置)に搭載され、より強いフレックスとクリーンな打球感を生みだすというのが「GRAPHENE 360+」の魅力。軽量でも高いパワーを発揮できることから、カウンターバランス(バランスポイントが手元寄り=操作性が向上)でも、満足な飛びを発揮し、ブレのない安定感を生み出す。 “カウンターバランスだから取り回しがいい”、それなのに“思っている以上に伸びていく”、打ってみれば、そんな体験を感じることができるはずだ。

スピンのため、パワーのための
テクノロジーが随所に盛り込まれている

テクノロジーは随所に盛り込まれている――。

まず、フレーム12時部分に採用した「スピン・グロメット」は、メイン・ストリング(縦糸)をより大きく動かすためのもの。その分、パワー、スナップバック(スピンの原理。ストリングのズレの大きさ、戻る速さでスピン量が決まる)が大きくなるわけだ。加えて、そのグロメットホールは360度に渡り、大きなホールにする「ビッグ・バーレル」テクノロジーを採用。さらに16×19というストリングパターンだが、メインとクロスの間隔を開ける設計=「スピン・パターン(オープン・ストリングスパターン)」にすることで、ストリング同士の摩擦係数を下げてスナップバックをより大きくなるようにしている。




最後にご紹介したいのが「スピン・シャフト」だ。水平方向だけでなく、垂直方向へのねじれを抑制するフレームにすることで、ボールをしっかり捕らえ、効率よくストリングを作動させる。スナップバックはもちろんだが、コントロール性能においてもプラスとなるテクノロジーである。




シリーズはTOUR、MP、MP LITE、S、PWRと5シリーズ。異なるフェイスサイズ、重量やCPI(ヘッド独自の指標で、数値が低いほどコントロール性が高まる)から、好みのものを選ぶことができる。今回のコスメは、EXTREMEイエローにグレーを合わせた特徴的なツートーンが目を引く。

ただ走るだけのボールでなく、強烈なスピンによって弾道の高さが加わり、バウンド後にさらに走る。まるで生きているかのごとくに動く様は、まるでマジックだ。新「Graphene 360+ Extreme」シリーズなら、あなたも“スピン・マジック”を操れるかもしれない。





編集部(広)試打インプレッション
HEAD「Graphene 360+ Extreme MP」

振った感じより飛ぶしかかる
だから自然なプレーが可能

学生時代はグリグリのスピンを打っていた編集部(広)。なのだが、一つ問題が。ストリング貧乏になるのだ。グリグリにかける→すぐ切れる→グリグリにかける→すぐ切れる。バイト代を注ぎ込んでのテニスだったから、経済的な理由で当時流行っていた “フラット・ドライブ”を目指すように…なんてことはどうでもよい。EXTREMEは、スピン系モデルである。

まず持った感じが軽いのだが、しっかりした感じが印象的。いざ打ってみると、打ち味が軽い。打球感は柔らかくも感じるのだが、弾きもいい。ボールが、ポンっと飛んでいく感じだ。だが、打球感がおもしろくて柔らかさとソリッドさが共存している感覚。打ってみると、必要な分だけ、スピンがかかるという印象。フラット系で打っても、トップスピンがかかるので、まぁ打っていてテンポが良くなるし、気持ちよく打てるなと感じる。ストロークはかなり好印象。さて、その他はどうかと思ったら、ボレー、打ち応えが若干寂しいかなと思う。それでも、弾きはいいので昔ながらのボレーというより、叩くボレーのタイプの方がいいかもしれない。

さて、どんな人がいいか? 今風の軸回転で厚めのグリップのタイプには、間違いなくフィットすると思う。というのも、まず速いスイングの際に、またちょっと違う感じになるので、そこらへんを感じてみてほしい。スピンモデルは、各社が力を入れているエリア。だから、打っていて、グリッといういかにもスピンがかかる感覚のラケットだったり、パワーとスピンが融合するといったラケットだったり、とにかくヘッドが走るからかかるよといったモデルなど、様々なモデルがある。そういった中で、「Graphene 360+ Extreme MP」の特徴は何か? 

思っている以上に飛ぶし、思っている以上にかかるということだと思う。ある意味、自然にスピンボールが打てる、それはおもしろい感覚である。

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写真 テニスクラシック編集部