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2020.07.31

大会情報

全仏オープン前哨戦、ローマ大会は無観客での開催か!? 専門機関の返事は“NO“

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7月30日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』は、9月20日から27日に男女共催で開催予定の『BNLイタリア国際』(イタリア・ローマ/ATP1000/WTAプレミア5)が、無観客で行われるだろうと伝えている。

新型コロナウイルスのパンデミックにより、イタリアはこれまで24万人以上が感染、死者は3万5000人を超えるなど大きな被害を受けた国の一つだ。
しかし、開催を予定している同大会は、例年5月に行われ、約1万7000人が毎日会場に足を運ぶビッグトーナメント。新型コロナウイルスのために設置された国の公的機関であるCTS(技術科学委員会)は、新型コロナウイルスの流行がいまだコントロールできていないことや、感染リスクを抑えるためにイタリアテニス連盟が提出したガイドラインが不適当であるとして、観客を入れることに“NO”を突き付けたという。
同大会主催者は、今後も解決策を見出していくとし、まだ最終的な決定ではないとしている。

2019年大会では、ラファエル・ナダル(スペイン)が9度目、女子がカロリーナ・プリシコワ(チェコ)が初めての優勝を飾っている。9月27日から開幕する全仏オープンに向けて、最高の弾みをつけるのは誰だろうか。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma