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2020.07.31

選手情報

ATPの選手、コーチが一致団結! チャリティープログラムで2300万円以上の寄付を募る

7月30日、ATPは新型コロナウイルスの影響を受けた指導者を支援するための資金を集める「ATPコーチ・プレーヤー ファン・エクスペリエンス」で合計22万5000ドル(約2345万円)以上の寄付金を集めたことを発表した。

6月に行われた第一弾では、ボリス・ベッカー氏やイワン・レンドル氏らのレッスン権利をオークション形式で販売。約9万ドルの資金を集めた。7月27日に終了した第二弾では、アンディ・マレー(イギリス)によるウィンブルドンでのプライベートレッスンと男子シングルス決勝戦のチケット2枚セットになったものが5万1850ドル(約540万円)で落札。その他、グランドスラムを3度制したスタン・ワウリンカ(スイス)とコーチであるマグヌス・ノーマン氏、ダニ・バルベルドゥ氏に2時間レッスンを受ける権利が2万7000ドル(約281万円)やグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)と一緒にプレーする権利が1万500ドル(約109万円)で落札された。

バルベルドゥ氏は「テニス界で大きな役割を果たしているコーチを支援するためにみんなが一丸となって協力してくれるのを見て、とてもうれしく思う。私が協力を求めた人すべてが、“わかった”と言ってくれた。私たち全員が協力すれば、このスポーツのために大きなことを成し遂げることができるだろう」と、感謝の気持ちを述べた。

また、今回の取り組みをATP会長のアンドレア・ガウデンツィ氏は「前例のない世界的な状況の中で、テニス界が一致団結し、お互いを助けるためのクリエイティブな方法を見つけたことは心強い。重要なことは、この革新的な取り組みがファンへユニークなものを提供することに成功したということだ」と、コメントした。

今回集まった収益の一部は、ユニセフの新型コロナウイルスで苦しむ子どもたちへの支援にも寄付されるとしている。

写真=石塚康隆 Photos by Yasutaka Ishizuka