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2020.05.22

選手情報

モヤコーチがナダルの競争心に驚き!「コート上で彼は野獣になる」

ラファエル・ナダル(スペイン)のコーチを務めるカルロス・モヤが、アメリカのスポーツ専門チャンネル『ユーロスポーツ』の「テニスレジェンド・ポッドキャスト」に出演。ナダルの競争心を強く称賛した。

元世界ランキング1位で1998年全仏オープンの覇者であるモヤは、2016年のシーズン終了後にナダルのチームに加入。ナダルの指導やヒッティングコーチとして、5度のグランドスラム制覇に貢献し、ナダルのプレーを直接見てきた。

そのポッドキャスト内でモヤは、ナダルについて「マヨルカ島出身の彼が、グランドスラムで19回、そのうち全仏で12回優勝したのは驚いた。でも、僕にとって一番驚いたのは彼がウィンブルドンで優勝した時のことだ」と、2008年にフェデラーを破っての初優勝に言及。2006年、2007年も決勝に進出していたナダルだが、共にフェデラーに阻まれて2年連続準優勝に終わり、辛酸を舐めていた。そして、3度目の挑戦となった2008年で死闘を制し、ようやくウィンブルドンのトロフィーを掲げたのだ。

モヤは、「彼は多くのことを学び、改善してきた。本当はどの選手もがやらなければいけないことなんだ」と、ナダルは勝つためにできることを行っていると紹介。さらに、「マヨルカは静かな島。ここはすごくリラックスできる。そういう意味では、ナダルも落ち着いた人間だと思う。でも、一度コートに足を踏み入れると、彼は文字どおり野獣になる(笑) 100%以上の力を発揮し、絶対にあきらめない。常に戦い続けるんだ」と、ナダルの競争心を称賛した。

フェデラーが持つグランドスラム最多優勝回数20度にあと1勝と迫っているナダル。持ち前の競争心と他を寄せ付けないフォアハンドで記録に並ぶことができるか楽しみだ。

写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma