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2020.10.01

大会情報

錦織圭がフルセットで敗れるも「一番良い試合」<全仏オープン4日目>

全仏オープン4日目が9月30日行われ、男子シングルス2回戦に登場した錦織圭(日清食品)が、世界ランキング74位のステファノ・トラバグリア(イタリア)に4-6、6-2、6-7(7)、6-4、2-6のフルセットで敗れ、3回戦進出とはならなかった。

右ヒジの怪我や新型コロナウイルス陽性の影響で約1年ぶりにツアーに復帰した錦織は、ツアー再開後3大会に出場。全仏オープンまでに4試合をこなし、今大会に臨んだ。
今大会1回戦では、スライスを多用するなど多彩な攻めを見せる第32シードのダニエル・エバンズ(イギリス)をフルセットで下し、2回戦に進出した。

相手のトラバグリアはイタリアの28歳。攻撃的なフォアハンドを軸に、丁寧なバックハンドで相手を攻め立ててくるストローカーだ。ラリーでリズムを作る錦織にとって嫌な相手ではない。

錦織のサーブで始まった第1セット、フォアハンドにミスが出た錦織がブレークを許したが、第6ゲームにはブレークバック。しかし、第7ゲームでストロークが浅くなったところをトラバグリアに狙われ、リードを許し第1セットを失った。
第2セットでは終始、主導権を握った錦織。サーブに苦しんだものの攻撃的なストロークや相手の意表を突くネットプレーで2つのブレークに成功し、イーブンに戻す。
第3セットでも先にリードを許した錦織は、追いつくもののタイブレークで3度のセットポイントをものにできず落とし、セットカウント1-2とあとがなくなる。
第4セットでは得意のリターンで試合を有利に進め、セットを奪ったが、途中で痛めた右肩の影響からか第5セットでは3度のブレークを許し、6年連続3回戦進出とはいかなかった。

試合後、悔しさや過去の自分と比較し物足りなさがあると前置きをしながらも、「(復帰後)今までで一番いい試合だった。もっと元気でリズムや感覚がつかめていれば、3セットで勝てた試合だった。どんどん試合をこなしていくしかない」と、着実に進歩していると語った。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma