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2020.10.05

大会情報

薄氷の勝利! ティエムが伏兵ガストンにフルセットの大苦戦<全仏オープン8日目>

世界ランキング3位で今年のUSオープンチャンピオンのドミニク・ティエム(オーストリア)
が、3時間32分の熱戦の末、フランスのヒューゴ・ガストンを6-4、6-4、5-7、3-6、6-3で破り、5年連続の全仏オープン8強を決めた。


試合を通して50回以上のドロップショットを放ったガストン

先に2セットを奪い、格の違いを見せつけたティエムだったが、2回戦で西岡良仁(ミキハウス)や3回戦でスタン・ワウリンカ(スイス)を倒したガストンのドロップショットに自分のプレーのリズムがつかめず、2セットを奪い返される。
だが、2年連続ファイナリストは伊達じゃなかった。重いサーフェスにもかかわらず、パワフルなショットでガストンを左右に振ってチャンスを作ると、多くのウィナーを量産。4-3でリードした第8ゲームでは、ガストンのドロップショットにミスが出て、このセットで唯一手にしたブレークポイントをものにし、試合を決めた。


ドロップショットを追いかけることでガストンにプレッシャーを与えたティエム

4回戦まで1セットも落としていなかったティエムにとって、まさに薄氷の勝利。試合後、ティエムは「素晴らしい試合だった。あんなに良いタッチを持っている選手は見たことがない。彼(ガストン)のドロップショットは、別の惑星から来たようなものだ。僕はネットに400回ぐらいダッシュしたね(笑) このままいけば、彼は将来素晴らしい選手になりスタジアムを盛り上げてくれるだろう。今日を乗り切れたのはとてもラッキーだった」と、世界186位の挑戦者のプレーを讃えた。

準々決勝の相手は、前哨戦「BNLイタリア国際」で準優勝を果たしたディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)だ。「親友の一人と対戦できるのはうれしい。すべてはリカバリーにかかっている。明日の休みをしっかりとって、次の試合に体調を整えたい」とティエムは次戦の戦いに備えるとした。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma