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2020.10.08

大会情報

ギリシャ人初のGS制覇へ! チチパスが10日前のリベンジ果たしベスト4<全仏オープン11日目>

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全仏オープン11日目、男子シングルス準々決勝が行われ、第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)が、第13シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)に7-5、6-2、6-3のストレートで勝利を収め、ベスト4に進出した。



今シーズン、ここまでの試合成績でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に次ぐ29勝を挙げているルブレフと対戦したのは、10日前の「ハンブルク・ヨーロピアン・オープン」の決勝戦でも対戦しているチチパス。その試合では、フルセットでルブレフに軍配が上がっている。

試合序盤、ルブレフの攻撃的なストロークにリズムがつかめないチチパスだったが、3-5から4ゲームを連取。第1セットを先取すると、第2セット以降は、ミスを減らし相手にブレークポイントも与えず、ストレート勝ちを収めた。

第1セットではショットの精度に不安を見せたチチパスだったが、「リターンが良くなった。試合中に何があったのか覚えていないけど、より攻撃的なプレーにしたんだ。動きも良くなってきて、ボールを打つことも快適になった。それと、1ポイントずつを取るようにして、頭の中をクリアにした。戦術や次のゲーム、ポイントで直結するシナリオを考えるんだ」と勝因を明かした。



準決勝について、「対戦相手は対戦相手だ。ケガをしていようがいまいが関係ない。自分がやるべきプレーをしなければいけないね。ここ数試合やってきたように同じ強さ、集中力を持って試合に臨もうとしているから、相手のことは気にしない方がいい」とコメントしたチチパス。自分がやるべきことに集中するとした。

ギリシャ人として初めてのグランドスラム制覇を目指すチチパス。次戦、王者ジョコビッチに対してどのようなプレーを見せるのか。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma