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2020.10.17

選手情報

敵陣視察!? 世界8位のシュワルツマンがナダルのアカデミーで練習再開

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クレーコートシーズンの好成績で、自己最高の世界ランキング8位を記録したディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)が練習を再開したが、その場所がライバルと関係が深い場所だった。

全仏オープンの準決勝でラファエル・ナダル(スペイン)に敗れたのち、パリにあるディズニーランドを訪れるなど、ひと時の休息をとったシュワルツマン。再び練習を開始することになったのだが、その地となったのがクレーコートでしのぎを削った相手、ナダルが設立したアカデミーだった。


シュワルツマンとナダルは、シーズン再開後のクレーコートで2試合行っており1勝1敗。最初の「BNLイタリア国際」では、シュワルツマンが6-2、7-5のストレートで勝利。2戦目の全仏オープンではナダルの反撃に屈している。

ラファ・ナダル・アカデミーはTwitterで、次戦の「bett1 ハルクス選手権」(ドイツ・ケルン/ATP250)に向けて、屋内インドアハードコートで汗を流すシュワルツマンの動画を投稿。さらに、なんとナダルを偉大な選手に育て上げた叔父のトニ・ナダル氏と映るシュワルツマンの写真までもがアップされた。
シュワルツマンは、これまでも同施設で練習を行ったことがあるようで、ライバルの視察というわけではなさそうだ。


来週から開催される同大会では、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に次ぐ、第2シードとして挑むシュワルツマン。ハードコートでも結果を残せるか楽しみだ。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma