close

2020.01.25

選手情報

【いよいよ開催間近! 齋藤咲良、小池愛菜が世界最高峰のJr.大会『プチザス』に挑む】

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

SHARE

  • 著者をフォローする
  • 記事を保存

1月27日(月)~2月2日(日)、フランス南部の街、タルブで『Les Petits As Mondial Lacoste(以下プチザス)』が開催される。今大会は、アメリカの『エディー・ハー』『Jr.オレンジボウル』と並び、世界最高峰のジュニアトーナメントとされている。
今年のプチザスには、2人の日本人が出場。“トッププロを目指す女子を応援する”『富士薬品セイムス ワールドチャレンジプログラム』のメンバーとして世界各地を転戦している齋藤咲良選手(TEAM2006/MAT Tennis Academy)と、小池愛菜選手(Team REC)である。

同プログラムの遠征でオランダやチェコ、オーストリアなどテニスヨーロッパの大会に出場。着実にポイントを獲得し、プチザスの出場を決めた齋藤選手。その武器はテンポ良く打っていくストローク、そしてカウンター。まだ13歳で体も大きくないが、高く弾むボールもコート後方に下がることなく、力の入る打点で常に返球する。「ラリーのテンポがいいとプレーしやすい。そのためにベースライン付近でプレーするようにしている」(齋藤選手)と、自らのプレーの特徴を語っている。

昨年10月に行われた『大阪市長杯 世界スーパージュニア』(グランドスラムジュニアに次ぐグレードの大会)では、周囲より年下ながら予選を突破。さらに、本戦でもITF Jr.ランキング132位の選手から勝利を挙げた。また、昨年11月末から12月にかけて行われた『エディー・ハー(14歳以下女子)』で準優勝、『Jr.オレンジボウル(14歳以下女子)』では3位と殊勲の活躍を見せている。まさに、同プログラムのサポートが実を結びつつある選手と言える。プチザス遠征直前に出場した『ITF 埼玉国際ジュニアテニス(G3)』では、高校生を相手にベスト4入り。好調を維持したまま世界最高峰の戦いに挑む。

「目標はもちろん“優勝”。その中でも特に意識しているのが“ポイントの取り方”です。この2年間、海外での試合をたくさん経験しました。世界のトップジュニアの強さを知り、これから自分がどのようなプレーをしていくべきか考えるようになりました。プチザスでは、自分から相手を崩して、攻めるプレーをしたいと思います!」と、齋藤選手は意気込みを語った。

もう一人、プチザスに挑む小池選手は、攻撃的なテニスが長所。一昨年の全国選抜ジュニア12歳以下でベスト4、昨年のRSK全国選抜ジュニアではベスト8と安定した成績を残している。今大会は、昨年11月にインドネシア・バリで行われたプチザスのアジアプレーオフで優勝して獲得したワイルドカードでの出場となった。

今大会、2人はダブルスでも出場予定。『エディー・ハー』では準優勝しており、同ペアでこちらでの躍進も期待される。“プチザス”で世界の頂点を目指す彼女たちの戦いにぜひとも注目してほしい。

富士薬品セイムス ワールドチャレンジプログラム 

無料メールマガジン会員に登録すると、
続きをお読みいただけます。

無料のメールマガジン会員に登録すると、
すべての記事が制限なく閲覧でき、記事の保存機能などがご利用いただけます。

いますぐ登録