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2020.11.29

選手情報

【田中愛美プロコラム④】『NiziU』と車いすテニスの関連性を発見!

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K-POPの聖地巡礼と
テニスツアーが同時にできる!?

こんにちは、車いすテニスプレーヤーの田中愛美です。
今回はちょっぴり車いすテニスというより私の趣味に寄ったお話をさせていただこうと思います。

いきなりですが、今話題の『NiziU』を輩出した「虹プロジェクト」。自粛期間中にハマった方、多いのではないでしょうか?
私もその一人で、毎週虹プロジェクトを見るのを楽しみに自粛生活を送っていました。
実はその虹プロジェクトの番組を見て、驚くべき事実が発覚したのです!

連載はこちら!「 車いすテニスコラム<そのおもしろさ、難しさ、奥深さを紹介>」


それは虹プロジェクトパート2の第一話、韓国合宿メンバーが空港に到着し、バスで移動している時のこと。
外に映る景色、そして早送りで流れる事務所前の幹線道路の映像。
「あれ?どこかで見たことあるような…?」




なんと、あの大手事務所JYPエンターテインメントは、私が毎年出場しているコリア・オープンの試合会場のすぐ近くだったのです!!

コリア・オープンとは毎年春に行われる3つの韓国・車いすテニストーナメントの一つで、ソウル・オリンピック公園で開かれるITF1の大会です。





以前は、全仏オープンと開催時期が重なっていたので、アジア圏の選手の大会のようなイメージがありました。しかし、現在は、この大会の直後にスーパーシリーズの福岡・ジャパン・オープンが行われるため、気温や時差ボケ対策、調整もあって、ヨーロッパなどからも多くのトップ選手が集まる大会になりました(グレードやジャパンオープンについては「車いすテニスの大会について」をご参照ください)。

このコリア・オープンの試合会場から公園の外に向かって進むとすぐに大きな道路に面していて、その道路を渡った先にJYPエンターテインメント本社があります(厳密にいうとこんなに簡単ではありませんが、頑張って歩けば辿り着けます)。
ビル内にはカフェも併設されており、(現在も通常営業されているかわかりませんが)一般客も入れるのでK-POP好きには巡礼スポットとして有名ですよね。

韓国は東京から福岡に行くような距離というのもあり、今までも私の友人には試合観戦に来る大会としておすすめしていましたが、試合だけでなく、その日のうちにちょっとした観光もできそうなのでさらにおすすめする理由が増えました。
私も次にソウルの大会に行くときは、半日オフをなんとか捻出して行ってみたいと思います!

このように今回ご紹介したのは韓国ソウルの大会でしたが、テニスツアーの開かれる試合会場は電車やタクシーで少し移動すれば有名な観光地に行ける! という場所も少なくありません。

観光でご旅行に行かれる際は、ぜひその近くで大会が行われていないかなどもチェックしてみてください!




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写真=田中愛美プロ