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2020.12.31

選手情報

ガルビネ・ムグルザの夢の一つは「オリンピック&四大大会でナダルと優勝すること」

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ナダルと共に
「成功を分かち合いたい」

ニュースサイト「AS」は、ガルビネ・ムグルザ(スペイン)のインタビューを掲載。その中で、東京オリンピックを目指していることを語った。
「テニス選手にとって幸運なことは、大会がたくさんあること。大会のために特別に準備をする必要がないということ。常にオリンピックのようなグランドスラムやメジャートーナメントが開催されている。今年、多くの大会が開催されなかったことはショックだった。大会がなくなるとオリンピックでも何が起こるかわからなくなる。(2021年は)大会が行われることを願っている」と語ったというムグルザ。

彼女にとって、一つの夢はラファエル・ナダル(スペイン)とミックスダブルでプレーして4大大会すべてを勝つことなのだという(シングルスでは、ウィンブルドン、全仏で優勝している)。
「ナダルとミックス4つのグランドスラムを優勝し、オリンピックでメダルを取りたい。最も大切なのは、成功を分かち合いたいということ」と語ったムグルザ。実は2016年のリオ・デジャネイロ・オリンピックでナダルとミックスダブルスにエントリーしていたのだが、ウォークオーバーで戦うことができなかった。その2016年大会の女子ダブルスでは、カルラ・スアレス・ナバロ(スペイン)と組んでベスト8となっている。

「(スアレス・ナバロの病気は)USオープンの前に知ったけれど、ショックだった。若くて成功しているアスリートにあんなことが起こるとは…。彼女とはたくさん話をした。彼女は私に何をすべきか、何をすべきでないかを教えてくれた。その後、彼女は電車に乗ってきて、バルセロナで数回会ったの。彼女はとても病状が良いようで、何より活気があった。エネルギーを持っていたわ」とムグルザは、叶うならば、東京オリンピックでスアレス・ナバロと組んで女子ダブルスにも出場したいという。

[関連記事]ガンで闘病中のスアレス・ナバロが早くもコートでプレー! 元全仏準優勝者と打ち合う

9月、悪性ガンであるホジキンリンパ腫を罹患し、6ヵ月に及ぶ治療を受けることを表明したスアレス・ナバロとは、先日、テニスコートで会ったと報道されている。

果たして東京オリンピックでナダルとの、スアレス・ナバロとのダブルスは実現するか。ぜひとも、日本で見てみたいペアである。

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Photo by Takeo Tanuma