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2021.01.03

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フェデラー、ナダル、ジョコビッチが記録更新なるか!? 2021年シーズンに達成される偉業とは

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ATPの記録を次々塗り替える
BIG3が挑む今年の記録とは?

1月5日に控えた2021年シーズンの幕開けに際し、ATPがロジャー・フェデラー(スイス)やラファエル・ナダル(スペイン)、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)らBIG3が、今シーズン中に達成する可能性のある歴史的な記録について掲載した。

【関連記事】ラファエル・ナダルが、ATPカップ出場を表明

昨シーズン、全仏オープンで13度目のタイトルを獲得し、フェデラーと並んでグランドスラム優勝回数でトップに立ったナダル。今シーズンでは、2月に開催される全豪オープンでその記録を抜き、単独1位になる可能性もある。男子国別対抗戦「ATPカップ」への出場も表明し、弾みをつけて全豪に臨めるか注目だ。
さらに、2005年4月25日から世界ランキング10位以内をキープしており、昨年11月9日にはそれまでの記録であったジミー・コナーズ氏の789週を抜いて、単独トップに。現在、連続797週で、前人未到の800週まであと3週となった。



昨年、ピート・サンプラス氏が持っていた年間最終ランキング1位の記録を更新し、6度目の年間王者に輝いたジョコビッチ。同年12月12日には、世界ランキング1位の在位期間が300週を越え、フェデラーが持つ310週まであと10週に迫っている。さらに、ツアー通算シングルス勝利数934勝としており、あと66勝で1000勝を達成。無事にツアーが開催され、これまでの戦績やフィジカルをキープできれば、コナーズ氏(1242勝)、フェデラー(1242勝)、イワン・レンドル氏(1068勝)、ナダル(1004勝)に次ぐ、史上5人目の1000勝達成者となる可能性が高い。



ナダルやジョコビッチが記録を作りそうな気配の中、右ヒザのケガからの復帰が遅れているフェデラー。ツアー通算シングルス勝利数でコナーズが持つ1274勝にあと32勝と迫っている。残念ながら全豪オープンでの復帰はかなわなかったが、現在2月下旬以降のスケジュールが話し合われており、シーズン前半での復帰もあるかもしれない。そうなれば、歴代トップの座も見えてきそうだ。

そのほか、ATPはBIG3以外が達成する記録も掲載。ガエル・モンフィス(フランス/493勝)、ジル・シモン(フランス/492勝)、フェリシアーノ・ロペス(スペイン/492勝)らベテラン3人が、ツアー通算500勝の記録を目前に控えている。
現役選手で500勝を達成している選手は8名。フェデラー(1242勝)、ナダル(1004勝)、ジョコビッチ(934勝)、アンディ・マレー(イギリス/676勝)、フェルナンド・ベルダスコ(スペイン/552勝)、リシャール・ガスケ(フランス/548勝)、スタン・ワウリンカ(スイス/530勝)、マリン・チリッチ(クロアチア/516勝)らが達成している。

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