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2021.01.09

選手情報

復活を目指すファビオ・フォニーニ「成し遂げるべきものが残っている」

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「今は、自分のキャリアの中の
新たな始まりだと思っている」

1月8日、ATPはファビオ・フォニーニ(イタリア)のインタビューを掲載した。世界ランキング17位の彼は今週、アンタルヤ・オープンに出場中だ。
昨年5月、両足首の手術を受けたフォニーニは、自身を“フォニーニ2.0”と呼んでいるという。同大会の初戦で勝利すると「本当に奇妙に聞こえるけどね。33歳という年齢で手術を受けると、どうなるかわからない。今は、自分のキャリアの中の新たな始まりだと思っている」と語っているという。

復活が楽しみなフォニーニ(写真)


というのは、足首の問題を抱えていた3年間の内、近2年間はキャリアで最高のテニスができていたからだという。実際、2019年6月には、同年にはモンテカルロ・マスターズでも優勝し、32歳でトップ10にランクインした最年長のプレーヤーになっている(7月にはキャリアハイ9位を記録している)。そんな状態だったから、ほとんどの人は足首を痛めていたことがわからなかった。ただし、自身も同じ問題で悩んでいたラファエル・ナダル(スペイン)だけは、足首の問題を見抜いて、フォニーニに助言したという。ナダルの洞察力は見事なものである。


自身のInstagramでも「今年最初の試合」とアップしている

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Photo by Takeo Tanuma