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2021.01.09

選手情報

復活を目指すファビオ・フォニーニ「成し遂げるべきものが残っている」

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“簡単にいくものではない”
忍耐強くあるフォニーニだが
手応えも感じているようだ

「以前のように良い状態にならなかったら、悪い状態になったら…、と考えていたよ。だけど、誰しもが、落ち着いて忍耐強くいなければならないと言ってきた(笑) (昨年の)クレーコートシーズンは、私は100%の姿ではなかったので、結果を受け入れなければならないと思っていた」とフォニーニ。出場中のアンタルヤ・オープン初戦では、マイケル・ヴルベンスキー(チェコ)と対戦して6-4、7-6(4)で勝利している。
「簡単にいくものではない。多くの苦しみを味わわなければならないことは理解している。特に、シーズンの初めは、こういう苦しい試合が必要になる。手術以降、私は100%に戻っていないしね。今は、どんな試合でもやることが重要。このタイトな試合に勝てたことがうれしいよ。彼は今大会2試合目だったしね。今は、自分の試合を、自分自身のプレーをじっくり見ることが重要だ。こういったフィーリングが大事だね。もっと走る必要があるし、痛みから完全に解放される必要もある。それがわかったことが、今日の収穫だよ。今日は、多くの時間で痛みもなく、素晴らしいプレーができた。今は、とにかく時間が必要。自分のプレーは、取り戻せると思うよ」、モチベーションは高いようだ。


話はパンデミック期間中に及んでいる。元USオープン女王であるフラビア・ペンネッタ夫人と2人の子供(1歳のファラー、3歳のフェデリコ)と共に過ごしたというフォニーニは「家族と共にいたんだけど、精神的に新鮮な時間だった。練習して、家で過ごして、赤ちゃんに冗談を言ってね。それはとても重要な時間だった。私の仕事はテニス選手だ。まだ、成し遂げるべきものが残っているので、やらなければと思っている」と振り返っている。

足首の状態もかなり良いよう。今シーズンの活躍が楽しみだ。

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Photo by Takeo Tanuma