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2021.02.03

選手情報

大坂なおみが接戦を制してベスト8入り!!

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逆転勝ちで大坂なおみが準々決勝進出

全豪オープン前哨戦として開催中の「ギプスランド・トロフィー」(オーストラリア・メルボルン/WTA500)の大会4日目が行われ、第2シードの大坂なおみ(日清食品)は、世界ランキング371位のケイティー・ボールター(イギリス)と対戦。3-6、6-3、6-1でフルセットの試合を制し、ベスト8を決めた。

【写真】ベスト8進出を決めた大坂なおみのプレー集

試合序盤、過去2戦2勝の大坂は、プレーにムラのあるボールターに対し、落ち着いたプレーを披露。しかし、回転量の多いスライスサーブに苦しんで、なかなかブレークすることができない。逆に自身も持ち味のサーブでリズムを作れず、2度のブレークを許すと、第1セットを3-6で落としてしまう。

それでも落ち着きを取り戻した大坂は、第2セット第1ゲームでこの日初めてのブレークに成功。その後は、徐々にミスも減り、力強いストロークでボールターを押し込み、第2セットを6-3で奪い返して試合をイーブンに戻した。ファイナルセット、大坂は第2ゲームでブレークすると、その後もプレッシャーをかけ続け、相手につけ入る隙を与えず。最後は試合を通して苦しんだサーブでエースを決め、ベスト8入りを果たした。

準々決勝で大坂は、世界14位で第5シードのジョハナ・コンタ(イギリス)と同79位のイリーナ・カメリア・ベグ(ルーマニア)の勝者と対戦する。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma