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2021.02.08

メーカーズボイス

マンティス〈MANTIS〉テニスラケットを実打レビュー1「PS/CSシリーズ」

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マンティス〈MANTIS〉のラケットインプレ(3)
マンティス265CS III
●MANTIS 265 CS III
価格:オープン/フェイスサイズ:100平方インチ/ウエイト(Unstrung):265g/バランス(Unstrung):335mm/フレーム厚:22.5mm-25mm-23mm/レングス:27インチ/素材:ハイモジュラス・カーボン100%/フレックス(Unstrung):RA69/ストリングパターン:16×19/推奨テンション:46〜55ポンド/グリップサイズ:G1、G2 ※フルカバー付き






編集部(川)
軽いからといって飛ぶわけじゃない
しっかり振り抜くことで良さが出る

シリーズの中では、かなり打球感が柔らかいラケット。265gと軽い上、結構飛ぶ作りなんだろうなぁ、と思ったらこれが違う。しっかり振ることを促すラケットなのだ。とにかくしっかり振り切ることで、コート深くにいいボールが飛んでくれた。スピンに関しては、かけようとすると、ボールが短くなってしまった。打ち抜いていく方が、このラケットの良さが出せるのだと思う。
フレームもしっかりしているし、面ブレも少ない。そういう意味では、しっかりテニスをやっていた人で、重いラケットが苦しくなってきた人にいいラケットだと思う。







編集部(広)
ていねいに振って捕らえる…
フラット派の人にいいのでは!?

フラットが持ち球の人に適したラケットなんだと思う。265gと軽いラケットなので、普通に打っていてもヘッドが走る。とはいえ、ボールは高く出るわけではない。適度な高さでネットを超えていき、ベースライン手前で落ちる。そんな軌道が、一番いいボールだと思う。というのも、スピンをかけようとするとボールが暴れるというのか、ちょっとインパクトが不安定になってしまった。どちらかというと押すタイプのスイングなので、(川)のような軸スイングの人なら違うのかもしれない。とはいえ、ていねい振って、スイートエリアで捕らえると割り切って振っていくと、かなり気持ちよくラリーができた。軽いので、ネットプレーでも取り回しが楽。ナイロンマルチをローテンションで張ってみると、さらに良さが出るような気がする。






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