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2021.02.13

大会情報

好調スビトリーナ、第2セットは6-0という強さで4回戦進出を決める

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「いい試合ができたと思う」と
満足の戦いを見せたスビトリーナ


全豪オープン6日目、マーガレット・コート・アリーナで行われた女子3回戦、第5シードのエリーナ・スビトリーナ(ウクライナ/世界5位)は、ユリア・プチンツェワ(カザフスタン/世界28位)[26]を6-4、6-0で下した。


【動画】スビトリーナ対プチンツェワ3回戦ハイライト


第1セット第1ゲーム、5本のショットミスを犯したスビトリーナは、いきなりブレークを許す。しかし、プチンツェワも今ひとつ調子に乗り切れず。このセット両者合わせて5つのブレークが生まれてしまう。結果的に3ブレークしたスビトリーナが第1セットを奪った。
第2セットは6-0。スビトリーナは、10本のウィナーに対してアンフォーストエラーは4本のみと終始、高い集中力を維持してのプレーだった。対するプチンツェワは、スビトリーナのショットに対応できなかった。

終わってみれば、スビトリーナの安定したテニスが際立った試合だったと言える。プチンツェワは、序盤からオープンコートにストロークを展開。それに対して、序盤こそミスが増えたが、スビトリーナはすぐにそれに対応。走らされた中で、逆を付くショットを放つというシーンを幾度となく見せた試合だった。

記者会見で、スビトリーナは「1、2回戦とは異なるスタイルの相手だったから、アグレッシブに行くことが重要だった。出だし、彼女も良かったからアジャストできていなかったけど、すぐにフィーリングがよくなり、調子が戻ってきた。個人的にもいい試合ができたと思う」と語った。
また無観客については、「前の試合がナイトマッチで観客も多かったから、真逆の環境だった。いい面と悪い面双方ある。良いのは集中しやすいこと。悪い面は観客からエネルギーをもらえないこと。コートの中で、孤独になりがちなので、そこはよくないわね」と長短両面があると答えている。


スビトリーナは、明後日4回戦でジェシカ・ペグラ(アメリカ/世界ランク61位)と対戦することが決まっている。

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Photo by Takeo Tanuma