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2021.02.18

大会情報

大会3連覇へあと1勝! ジョコビッチがカラツェフに完勝

ジョコビッチがカラツェフの快進撃をストップ!

全豪オープン11日目、男子シングルス準決勝が行われ、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が、予選勝者のアスラン・カラツェフ(ロシア)を6-3、6-4、6-2のストレートで下し、大会3連覇へあと1勝とした。

【動画】N.ジョコビッチ vs. A.カラツェフ マッチハイライト

同大会8度の優勝を誇るジョコビッチは、3回戦で第27シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)との試合中に右脇腹を負傷。4回戦の第14シードのミロシュ・ラオニッチ(カナダ)戦後には、「グランドスラム以外の大会だったら絶対にプレーしていない」ともコメントした。準々決勝では、第6シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)を1セットダウンから逆転勝ちを収めている。

対するは、世界ランキング114位のカラツェフ。予選から勝ち上がり、フォアハンドの強打を武器に、3回戦では第8シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)、4回戦で第20シードのフィリックス・オジェ・アリアシム(カナダ)、準々決勝で第18シードのグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)らシード勢を破り、準決勝まで勝ち進んだ。

第1セット、ジョコビッチは相手の実力を見定めるように、際どいコースを狙わず、深いストロークでラリー。それに対して、カラツェフも果敢に攻撃していく。しかし、第8ゲーム、着実に返球してくるジョコビッチに、カラツェフのミスが続き、ラブゲームでジョコビッチがブレークに成功。次ゲームをきっちりキープしたジョコビッチが6-3で第1セットを奪う。このセット、ジョコビッチのアンフォーストエラーは、わずか1本。力の差を見せつけた。

第2セットでもジョコビッチは、安定したプレーを見せ、2度のブレークに成功。5-1とするが、ここからカラツェフの反撃が始まる。第8ゲームでカラツェフの重く、鋭いショットが決まり、この試合で初めてブレークに成功。3ゲームを連取する。徐々にプレッシャーがかかってきたジョコビッチは、第10ゲームでカラツェフの攻撃的なプレーにブレークポイントを握られてしまう。だが、これまで幾多の激戦を制してきたジョコビッチは、ここでポジションを下げて守備的に対応。さらに、今大会好調のサーブでカラツェフの追い上げを振り切り、6-4でセットを奪取。その瞬間、ジョコビッチは雄叫びを上げた。

このまま試合を決めたいジョコビッチは、第3セット開始早々にブレークしたものの、第4ゲームでブレークバックを許してしまう。しかし、その後カラツェフはファーストサーブの確率に苦しみ、ジョコビッチが2度のブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチでは、カラツェフにラリーすら持ち込ませず。最後はセンターへのサービスエースで決め、大会3連覇へあと1勝とした。

試合後のオンコートインタビューでジョコビッチは、自身のフィジカルについて「痛みはないよ。今大会で最高の試合ができた」とコメント。日曜日に行われる決勝まで2日間空くこととなり、十分に回復できる時間もあり、「決勝まで時間がある。練習はすることになると思う。必要なエネルギーをためて決勝に臨みたい」とした。

決勝では、明日行われる第4シードのダニール・メドベデフ(ロシア)と第5シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)の勝者と対戦することとなる。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma