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2021.03.04

大会情報

デビスカップ 日本対パキスタンのオーダーが発表。ダブルスにはウィンブルドンJr.王者、望月慎太郎が出場予定

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若手中心の日本代表に岩渕監督「いいチャンス」

3月4日、男子国別対抗戦「デビスカップ by Rakuten」のワールドグループ1部「日本 対 パキスタン」(3月5~6日/パキスタン・イスラマバード/グラスコート)の組み合わせが発表され、シングルスには綿貫陽介(日清食品)と内田海智(富士薬品)、ダブルスには望月慎太郎(Team YUKA)と綿貫が名を連ねた。

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今回のデビスカップ日本代表は、世界ランキングで上位の選手に対し、「(東京)オリンピック出場にチャンスのある選手たちに対しては、そちらに集中してもらいたい」(岩渕監督)ということで、若手選手を中心にメンバーを選出。岩渕聡監督は、「若い選手にとっていいチャンスになると思った。もちろん相手も経験があって、アウェイで強敵だが、しっかり準備はしてきたつもり。若い選手中心だが、しっかりと戦えると思っている」と期待を寄せた。

その中でも代表入りし、ダブルスでの出場予定の望月は17歳。2019年のウィンブルドンジュニアを制し、期待がかかる。だが、本人に気負いはなく「ジュニアの頃からジュニアデビスカップとか出させていただいた。チームで戦うことは個人戦と違って盛り上がるところもあったり、気持ちの面でも団体戦が好き。選んでもらったことは率直にうれしかったし、チーム戦をやるというのは自分にとって楽しみな戦い」と、ダブルスでのプレーに集中するとした。

一方、パキスタンは、アイサム・クレシーとアキール・カーンの2名が出場。40歳のクレシーは、シングルスではランキングがないものの、キャリアハイではシングルス125位、ダブルスでは8位を記録している。また2010年のUSオープンでは準優勝を果たしており、ツアー18勝をあげている実力者。デビスカップでも単複でパキスタンの最多勝利数を誇る。
また、今年で41歳を迎えるカーンは、シングルスでは自己最高349位、ダブルスでは613位と目立った成績はない。だが、18歳のころからパキスタン代表として活躍。1998年から2018年まで21年連続で代表入りし、クレシーとともにパキスタン代表を率いている。

<日本対パキスタン試合予定>

初日:11時(日本時間15時)試合開始
第1試合
綿貫陽介(日清食品/シングルス271位) vs. アキール・カーン(ランキングなし)

第2試合
内田海智(富士薬品/シングルス318位)vs アイサム・クレシー(ランキングなし)

2日目:10時30分(日本時間14時30分)試合開始
第3試合
望月慎太郎(Team YUKA/ダブルス417位)/綿貫陽介(同625位) vs. アキール・カーン(ランキングなし)/アイサム・クレシー(同49位)

第4試合
綿貫陽介 vs. アイサム・クレシー

第5試合
内田海智 vs. アキール・カーン

※ルールにより2日目は、試合数ならびに試合形式が変更となる場合あり

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