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2021.03.19

選手情報

連勝記録を伸ばしたルブレフに対して、フクソービッチがつぶやいた言葉が話題に

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“良い友人”という両者の
対決はルブレフが勝利


アラブ首長国連邦・ドバイで開催されるATP500大会「ドバイ・デューティー・フリー・テニス選手権」本戦5日目、第2シードで世界ランキング8位のアンドレイ・ルブレフ(ロシア)は、世界44位のマートン・フクソービッチ(ハンガリー)に7-5、6-2のストレートで勝利。ATP500大会での連勝記録を23に伸ばした。

話題となったのは、その試合後のシーン。フクソービッチがコートを後にする時に、ルブレフに近づくと、「今年はもうキミと対戦しないことを願っているよ」とボソッと言って帰っていったのだ。これにルブレフは、声を出して笑っていた。

【動画】フクソービッチがルブレフに語ったシーン


「私はマートンと本当に素晴らしいつながりがあるんだ。良い友人だし、彼のことをリスペクトしている。それに今までの対戦はすべてドラマのような試合だったしね。常に長いラリーをして、常にタフなポイントになる。だから最後には笑顔になる。もちろん戦うのは簡単ではないよ」とルブレフ。仲がいいからこそのフクソービッチの言葉だったわけだ。ちなみに、この試合を含めて対戦成績はルブレフの4勝2敗(予選での対戦を含む)。

今晩行われる準決勝では、同胞でありATPカップでチームメイトだったアスラン・カラツェフ(同42位)と対戦する。当然、その質問がされるが、ルブレフは至って冷静で、「自分のプレーをするだけだよ。特別なことはない。理由はわからないけれど、アスランは今、調子がいい。だから、対戦できることに興奮しているよ。今の彼は自信に満ちあふれている。試合で、どんなプレーをするかを見てみたい。本当にいいプレーで勝っているので、私は自分自身にチャレンジするだけだよ」と対戦相手は関係ないと語っている。

とはいえルブレフと全豪ベスト4のカラツェフという同胞対決が実現するのだから、注目されることはまちがいない。果たしてルブレフがATP500での連勝記録を伸ばすのか? それとも、勢いに乗るカラツェフが勝利するのか? 今晩の試合に注目である。


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