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2021.03.24

選手情報

望月慎太郎がツアー2戦目にしてATPマスターズ1000で本戦入り!

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17歳望月慎太郎が予選勝ち抜き本戦へ!
ATP1000マスターズ初出場

3月23日、「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/ATP1000)男子シングルス予選決勝、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランキング654位の望月慎太郎(Team YUKA)が、同168位のエミリオ・ゴメス(エクアドル)を6-1、6-2で破り、マスターズ大会初の本戦入りを決めた。

【画像】本戦入りを会場のハードロック・スタジアムで喜ぶ望月慎太郎

2月下旬の「シンガポール・オープン」(シンガポール/ATP250)でATPツアーデビューを果たした望月は、その後、3月中旬に行われた男子国別対抗戦「デビスカップ」パキスタン戦に初選出され、ダブルスで勝利を挙げている。

今大会には、ワイルドカードで予選出場。1回戦で世界144位のダニエル・アルトマイヤー(ドイツ)と戦い、第1セット4-1となったところで相手が棄権し、予選決勝に進出していた。

この日の試合で望月は、試合開始から2度のブレークに成功し、5ゲームを連取すると、自身のサービスゲームをきっちりキープして6-1で第1セットを先取。第2セットでも2度のブレークで5-2とする。サービング・フォー・ザ・マッチでは、ブレークポイントを迎えたものの、凌いで勝利に繋げた。望月は、60%のファーストサーブ確率で70%のポイント獲得に成功。また、相手のセカンドサーブでは75%のポイント獲得率を残している。

17歳にしてATPマスターズ1000の本戦入りの切符を手にした望月は、自身のインスタグラムを更新。「マイアミ・オープンの本戦に入りました!」と英語で喜びを綴った。

本戦では、同じ予選勝者の世界243位、タナシ・コキナキス(オーストラリア)と対戦が決定。コキナキスは、最高69位の選手だが、度重なる怪我で低迷。先月行われた全豪オープン前哨戦で約1年4ヵ月ぶりの復帰を果たしている。

2度目のツアー大会、そして初のATPマスターズ1000本戦で、望月はどのような戦いを見せるのか注目だ。

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写真=田沼武男 Photos by Takeo Tanuma