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2021.04.04

選手情報

一風変わった表現でシナーを称賛したブブリク

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「シナーの年齢の時にはビールを
飲んでいたのに…」とブブリク


現地3月31日に行われた「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/ATPマスターズ1000) 準々決勝で第21シードのヤニック・シナー(イタリア/世界ランク31位)に敗れ、ベスト4進出を逃した第32シードのアレクサンダー・ブブリク(カザフスタン/同44位)。その試合後の記者会見でシナーを称賛したのだが、その表現が独特でおもしろい。

【動画】シナーvs.ブブリク マッチハイライト


シナーに対し「キミは本当に人間なのか!? 15歳のように見えるのに、プレーはまったくティーンエイジャーらしくない。本当にすごいな(笑)」と冗談を交えながら声をかけたことが話題となっていたブブリク。記者会見でも「僕がシナーの年齢のときにはもうビールを飲んでいたのに、彼はトーナメントで勝っているんだよ。僕なんかそもそも走ることが好きではないから、常にリスクを取ってポイントを縮めたいと思っているほどだ」と語っており、ここでもユニークな“ブブリク節”は健在だった。

また、ブブリクはシナーを「ナダルのように予測不可能な選手だ」と描写した上で、「彼はスペクタクルなプレーヤーで、とても良い人だ。あの年齢(19歳)であれだけ長い試合をこなせるのはすごいことだ」と素直に勝者のシナーを称えている。

また、試合後にシナーに声をかけた場面について問われたブブリクは「あの年頃の選手があんなに強い精神力を持っていることは非常に驚くべきことだから、彼に人間かどうかを尋ねただけだよ。彼は、本当に素晴らしいプレーヤーだ」とコメントを残した。

敗れはしたものの、プレーだけではなくユーモア溢れる人柄で多くのテニスファンを沸かせたブブリク。彼自身も23歳とまだ若いだけに、今後の更なる飛躍を期待したい。

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