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2021.04.23

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<一問一答>錦織圭、世界3位のナダルにフルセットで敗れる[バルセロナ・オープン]

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錦織圭、2時間20分の熱戦もナダルに敗戦「1セットしか良くなかった」

4月22日、「バルセロナ・オープン・バンコ・サバデル」(スペイン・バルセロナ/ATP500)シングルス3回戦、世界ランキング39位の錦織圭(日清食品)は、同3位のラファエル・ナダル(スペイン)と対戦し、0-6、6-2、2-6のフルセットの末に敗れた。

【動画】錦織圭、ナダルとの2時間20分の激闘も惜敗! マッチハイライト

今大会、1回戦でギド・ペラ(アルゼンチン/世界ランク50位)を、2回戦でクリスチャン・ガリン(チリ/同22位)をフルセットで破った錦織。ナダルとの試合では、第1セットを0-6であっさりと落としてしまう。だが、第2セット最初のサービスゲームをキープすると、テンポを上げたストロークで果敢に攻め込む。これが奏功し、2つのブレークに成功。6-2でセットを奪い返した。それでも相手は、クレーコートでの通算勝率が9割を超える“クレーキング”。ファイナルセットの第1ゲームで3本のブレークポイントを握った錦織だが、これを跳ね返されると、その後もチャンスを作ったもののブレークできず。ナダルに2度のブレークを許し、フルセットで惜しくも敗れた。

試合後の会見で錦織は、ナダルとフルセットまでもつれたことについて「良かったという気持ちはない。1セットしか良くなかった」と悔しさ残る対戦だったとコメント。それでも、「いい場面もあったので、なるべくポジティブに来週(ATP250エストリル大会)は行きたい」と、全仏オープンやATPマスターズ1000大会の前にクレーコートでの試合数を重ねたいと語った。

以下、会見での錦織の一問一答である。

Q.今の気持ちとしては、クレーコートでナダルとこれだけ戦えたという感じか、それとも負けて残念な気持ちが強いですか?

「良かったという気持ちはそこまでないですね。2セット、3セット(いい状態が)続かないというところが、なんでかなと言うところ。(ATPマスターズ1000マイアミ大会3回戦の)チチパスの試合も1セットしか良くなかったですし、今日もほぼ1セット。3セット目の出だしでブレークできていたらというところもありますけど、(良いプレーを)続けられていないということがモヤモヤする」

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