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2021.04.28

選手情報

シャポバロフ、「私は危険な存在になれると思う」とコメント

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キャリア2度目となる第1シードで
大会に臨むシャポバロフ


4月27日、ATPは公式サイトに、「ミレニアム・エストリル・オープン」(4月26日〜5月2日/ポルトガル・エストリル/ATP250)に出場するデニス・シャポバロフ(カナダ/世界ランク14位)のインタビューを掲載。その中でシャポバロフは「私は危険な存在になれると思う」と語った。

【動画】シャポバロフを一言で例えたら? にツアー選手が挑戦


ワイルドカード(主催者推薦)で出場する今大会、キャリア2度目となる第1シードとなったシャポバロフは、「相手が誰かというのは問題ではない。自分のプレーをすること。うまくいく時はうまくいく。いつ、良い瞬間が来るかはわからないよ。勝利を重ねていくことで、自信がつきはじめる。そうなれば、私は危険な存在になれると思うんだ。自分のプレーを体に刻んでいき、勝利を重ねることで、どんなプレーヤーでも倒せるという気分になるはずだ」と思いを語っている。

とはいえ焦りはないようで、「自分に期待はしていない。1試合ずつチャレンジし、集中するだけ。もっとトーナメントの上のほうに行けると思っている。どこだろうと、誰とだろうとプレーするのが好き。攻撃的にプレーして、試合を支配したい」と1試合ずつチャレンジするだけだと語っている。

そしてクレーについて問われたシャポバロフは、「本当に素直に告白すると、ほかのサーフェスのほうが好きだね」と本音がポロリ。そのうえで、「長いポイントをプレーして、スライディングをしてという、クレーでのフィーリングも嫌いではないよ。ただ、一番は芝だね。ラリーはほとんどないのがいいね(笑) サーブとリターンのみ。最高だ」と芝が一番好きだとも語っている。

もちろん、クレーでももっとうまくプレーしたいという思いもあるようで、「もっと忍耐強くプレーをしないといけないと思っている」と考えを語っている。
「ほとんどの選手が、コート後方にいて、コートも遅いので叩いてもポイントが取りづらい。しっかりボールを見極めないと。でも、ハードだろうが、クレーだろうが、攻撃的にプレーするだけ。だから結局のところは変わらないんだ」とシャポバロフ。

ちなみに、サーフェス別の通算勝率を見てみると、1位ハードコート56.5%、2位クレー54.5%、3位芝25.0%。ゲーム数の差はあれど、勝敗的にはそれほど大きな差はないようだ。





コランタン・ムーテ(フランス/世界ランク73位)との2回戦は、現地29日に行われる予定。「ロングラリーが多くなるだろう。チェンジオブペースを使ってきて、ドロップショットも積極的に使ってくるはずだ」と試合を予想している。

まずは初戦、ムーテとの試合でシャポバロフはどんなプレーを見せるだろうか?

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