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2021.05.07

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【車いすテニス・二條実穂プロコラム】車いすユーザーになる前のお仕事は…実は「大工」として働いていました

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「カラフルな外壁が絵本の世界のようでした」(オーストリア遠征での1枚)[本人提供写真]

車いすユーザーになる前の
お仕事は「大工」でした

みなさん、こんにちは。
元車いすテニスプレーヤーの二條実穂です。

車いすユーザーになる前のお仕事は…
実は「大工」として働いていました。

小さい頃から物を作ることが好きで、少し大きくなってからは、不動産屋さんやハウスメーカーさんなどの広告にある間取り図を見ては、“この部屋は私の部屋で…ここにこんな家具を置いて…”などとよく想像していました。

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自分の好きな家というものを自分の手で作り上げていく、そしてお客様の思いを形にしていく大工職に就きたいと思ったのです。

実際に働いてみると家を建てるにあたっては、さまざまな職種の職人さんが携わっており、その皆さんと一緒に一棟の家を作り上げていくという事にも魅力を感じました。

そして、棟梁として現場を任せてもらえるまでに! 夢だった大工として働き、充実した日々を送っていたある日、ケガにより脊髄損傷の障害を持ち、車いすユーザーとなりました。

“建築が好き”という気持ちは車いすユーザーとなってからも変わらずあるので、いつか大工として働いていた経験や自分が車いすユーザーとなった経験、車いすテニスを始めて海外遠征に行きたくさんの世界を見た経験…など自分の経験を建築の分野に活かすことができたら良いなと思っています。

それでは、また次回、お会いしましょう!

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